平成3年版 通信白書

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第2章 豊かな生活と情報通信

(3)安全性と信頼性の確立

情報通信ネットワークの安全性と信頼性は極めて重要である。
 特に、そのネットワークが各種システムと接続し巨大になるほどその 情報管理の重要性が増す。郵政省の調査においても情報化の進展に伴い、 プライバシーの侵害、コンピュータ犯罪、ネットワークの安全性等に不 安を抱く回答が多かった。
 このような問題については、各々関係機関において対策が進められて いるところであり、メーカ、通信事業者及び利用者において、これらの 順守がより一層求められる。しかし、情報通信の技術革新やサービス内 容の変化は、予想を超えるものがある。関係者においては、国民の権利 を守り・その生活の向上に寄与するという観点から技術革新等に積極的 に対応した規範づくりと自主的な対応が、安全性・信頼性の確立のため に求められている。
 

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