大臣官房の紹介
大臣官房は、総務省の政策の企画・立案過程や、法令案の作成過程等において、省の進むべき方向を明らかにする「省の舵取り役」を担っています。
また、総務省全体を見渡し、省内の事務が円滑に運営されるよう調整することで、より生き生きとした総務省創りを進めています。
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省の舵取り役
少子高齢化・人口減少・財政赤字など、現在様々な問題を 日本は抱えていますが、これらの問題は、一つの省だけで解 決できるものではなく、複数の省庁が協力することで解決し ていきます。そして、こうした省庁間の調整や省としての意 志決定といった「省の舵取り役」を果たしているのが「大臣 官房」なのです。
具体的な業務の中身としては、まず、様々な政策の企画・ 立案過程において、総務省として対応を取りまとめ進むべき 方向を明らかにするために、毎年度、総務省が取り組むべき 重要課題を国民の皆さまに公表しているほか、省庁間や省内 の協議の調整を行っています。例えば、内閣官房等に設置さ れる各種会議を通じて重要な政策が各省に協議されます。総 務省が業務上関わる会議は、経済財政諮問会議、規制改革会 議、少子化社会対策推進会議といったものから、社会保障制 度改革等、その時々の緊急課題に対応したものまで幅広い分 野に渡っていますが、それらの対応策の企画・立案について、 省を代表して政府全体の政策形成に参画しています。
また、企画立案された政策を法令に反映させる場合も大臣 官房が、法令案の作成や、国会関係業務等に関する省全体の 「舵取り役」を担います。具体的には、審査業務として、総 務省において作成する膨大な量の公文書や法令案について、 総務省の施策に合致しているか、あるいは、規定の整合性や 表現の的確性が確保されているかなど、細部にわたりチェッ クを行います。さらに法令について他府省から協議を受けた り、逆に総務省から他府省に協議したりする際の窓口にもな ります。
他にも、省全体の意思疎通を円滑にするため、大臣をはじ めとする省幹部で構成する省議や大臣官房と各部局間の連絡 会議を主催するなど、省の方針決定の要所を担っているのが 大臣官房といえます。
より生き生きとした総務省を創る
省の舵を取るだけでなく、大臣官房は省全体を運営する立場にあります。適材適所の人材配置・研修による能力アップ・職員の福利厚生の向上を図ることで、職員がより高い教養を有し、正しく生き生きと仕事ができるための環境をつくります。さらに、その時代や環境に応じた組織編成とするた め、総務省全体の機構及び定員の調整を行ったり、総務省の諸施策を実施するための予算要求を行ったりすることも大臣官房の重要な役割です。
また、効率的で質の高い行政を行うため、総務省の施策について政策評価を実施しているほか、ホームページの充実等積極的な広報活動による透明性の高い行政の実現にも力を入れています。
その他にも、大臣官房では先の大戦で空襲等の犠牲となった一般戦災死没者の追悼に関する事務などを行っています。
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