昭和20年8月11日の空襲により、久留米市では一般市民214名の尊い犠牲者を出しました。間もなく終戦を迎えて人心は混乱し、市民はその日の生活に追われて犠牲者の霊を慰める余裕もありませんでした。また、進駐軍においても戦死者、戦災死者等に対し、慰霊式等の行事を行う事を禁止していたので自然放置のままとなっていました。
しかし、月日の経過と共に市民も漸く落ち着きを取り戻し、戦災死者に対しても忠霊塔のような霊碑が欲しいという希望がおこり、昭和27年8月11日、久留米市長山下善助、同助役主計貞二、久留米市慰霊会長野村福太郎、仏教会長阿里燈の5氏が発起人となって、「戦災死者之霊碑」を犠牲者が最も多く出た小頭町公園の一角に建立、除幕され、慰霊法要が営まれました。
以来、この日を記念して慰霊式を行なっています。
開催時期 | 毎年8月11日 |
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開催地住所 | 福岡県久留米市小頭町7 |
開催場所 | 小頭町公園内戦災死者慰霊碑前 |
主催者 | 社会福祉法人 久留米市社会福祉協議会 |
関連HP | |
連絡先 | 社会福祉法人 久留米市社会福祉協議会 総務課 0942-34-3035 |