「食べられるだけで幸せ」って、どんなことなんだろう。
ケンちゃんたちは、おいしい物をふつうに食べられるし、コンビニもあるしね。
うーん。
戦争の終わるころは、『配給』も少なくなったり遅れたりしてね、『決戦食』と言って、野菜の皮や野草まで使ったぞうすいや料理を作っておなかを満たしていたんだよ。
味や栄養なんて二の次だったよ。
うわぁー。おいしくなさそう〜。
だからおなかいっぱいごはんを食べるのがそのころのみんなの夢だったんだよ。
今は、おいしい物を毎日食べられて本当に幸せなことなんだよ。