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神戸空襲犠牲者之霊供養塔

基本情報

所在 妙法華院
住所 兵庫県神戸市兵庫区永沢町4-5-8
(阪神電車・阪急電鉄・神戸電鉄 新開地駅 徒歩1分)
連絡先 妙法華院 078575-2608
建立者 妙法華院
建立年 平成5年3月17日

※H23.11発行「平成23年度 全国の戦災の追悼施設・追悼式」より
(調査時期H23年度/情報提供元は、妙法華院)

施設の写真

神戸空襲犠牲者之霊供養塔

説明文1

説明文2

碑文

【右前塔・表】

神戸空襲犠牲者之霊供養塔

説明文

平和の塔(戦争犠牲者供養塔)

 一九四五年(昭和二〇年)敗戦
までのアジア太平洋戦争の犠牲者
は二千万人といわれる。
 神戸空襲(一九四五年)による
戦災死者は六千人を超え、当山付近
の遺体は、この境内に高く積み
あげられ火葬されたと伝える。
 以後、境内に木塔を建て万国戦争
犠牲者はじめ法界万霊を供養し
平和を祈りつづけ、一九九三年三月
一七日永久的な石塔に改築した。
 一九八八年当山に分火された
広島長崎原爆の火を塔内に常燈し、
浄水が湧き清風が通る地水火風空
の五輪の塔をかたどった主塔に、
四支塔を螺旋状に配する。設計は
新間智照住職。施工渡辺石材店。
志主は塔に刻記四名の他八八名。




戦災の石碑と石燈籠


 一九四五年(昭和二十年)三月
十七日の神戸大空襲で当山は全焼
した。この石碑は焼夷弾(しょういだん)
の直撃を受け、さらに本堂庫裡等
全焼の猛火につつまれ、上部が
欠け、もろくなっている。
石碑前にあった石燈籠(今は移し
て塀ぎわにある)も刀で削いだ
ように笠が割れている。戦争を
証言する記念物として、そのまま
残している。
 かたわらのクスノキは焼け株
だけが残っていたのが、根が生きて
いて翌年芽をふき、戦後ここまで
成長した。

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