魂魄の塔

基本情報

所在 平和創造の森公園
住所 沖縄県糸満市字米須1441−3
(糸満バスターミナルより 琉球バス交通「米須入口」下車 徒歩17分)
連絡先 沖縄県遺族連合会 098−834−2811
建立者 沖縄県遺族連合会
建立年 昭和21年2月(平成元年補修)

※H25.11発行「平成25年度 全国の戦災の追悼施設・追悼式」より
(調査時期H25年度/情報提供元は、沖縄県遺族連合会)

施設の写真

写真1

写真2

碑文

【表】

魂 魄


【裏】

にぎたまと なりてしづもる おくつきの
みとこの上を わたる潮風

説明文

 この地は今次大戦でも一番の激戦地であり、日本軍も住民も追いつめられて
逃げ場を失い、陸、海、空からの攻撃を受けて、敵弾にあたって倒れた屍が最も多
い激戦地の跡である。
 戦後、真和志村民が収容移住を許された所で村民及び地域住民の協力に
よって、道路、畑の中、周辺いたる所に散乱していた遺骨を集めて祀ったのがこの
魂魄の塔である。
 祭神三万五千余柱という、沖縄で一番多く祀った無名戦士の塔であったが、
その後、昭和五十四年二月摩文仁の丘に国立沖縄戦没者墓苑が完成し、遺骨は
同墓苑に分骨して安置してあります。

和魂となりてしづもるおくつきの
み床の上を渡る潮風

建立年月日 昭和二十一年二月

財団法人 沖縄県遺族連合会

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