戦争犠牲者追悼碑

静岡市は太平洋戦争により昭和十九年（一九四四）
十二月七日から二十年八月一日までの間に十
六回にわたり米軍機による空襲を受けました
とりわけ昭和二十年六月十九日深夜から二十
日未明にかけてB29 爆撃機百二十三機による
大空襲を受け市内のほとんどが焦土と化しま
したこれらの空襲により静岡市民二千余人の
尊い人命と貴重な財産が失われました
またひたすら祖国の安泰と家族の幸せを念じ
つつ幾多の戦場に散った静岡市出身の軍人軍
属等七千九百余人の尊い犠牲も生じました
私たち静岡市民はこのような悲惨な戦争を拒
否し日本国憲法の示す精神を体して昭和三十
五年（一九六〇）三月二十五日静岡市平和都市宣言
をして永遠の平和を誓いました
いま終戦五十周年（一九九五）を迎えるに当たり市
民の血のにじむような努力により復興した県
都静岡の市民憩いの地に戦争のむなしさを永
く記憶にとどめ多くの犠牲者を追悼するとと
もに世界の恒久平和を祈念してこの碑を建立
しました

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空襲期間

昭和19年12月7日〜昭和20年8月1日

空襲回数

16回

大空襲

期日

昭和20年6月19日深夜から20日未明

襲来機

米軍ボーイングB29爆撃機123機

投下焼夷弾数

13,200余発

死亡者

2,000余人

行方不明者

50余人

罹災家屋

26,700余戸

罹災者

118,700余人