所在 | 入新井公園 |
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住所 | 東京都大田区大森北1−20−1(JR大森駅 徒歩4分、京急電鉄 大森海岸駅 徒歩6分) |
建立者 | 入新井萬霊地蔵尊奉賛会 |
建立年 | 昭和32年5月(昭和51年5月29日再建) |
連絡先 | 入新井萬霊地蔵尊奉賛会 個人宅のため記載せず |
※H26.11発行「平成26年度 全国の戦災の追悼施設・追悼式 追補版」より
(調査時期H26.6〜11月末)
【表】
入新井萬霊地蔵尊
為昭和昭和二十年一月 十一日
大空襲戰災死者
五月二十三日
五月二十九日
【裏】
?三十三回忌法
要に当り地蔵尊
の風化は余りにも
はげしく住民の
淨財に仰ぎ地蔵
尊及び線香台等
を新調致しました
昭和五十一年五月二十九日
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【左】
奉賛会
(個人名)
【右】
発起人
(個人名)
昭和三十二年五月
建之
入新井萬霊地蔵尊の由来
この辺りは、太平洋戦争下の昭和二十年五月二
十九日の東京大空襲にて、不幸にも三・三平方メー
トル(一坪)当り六、七発の大量油脂焼夷弾が落
され、大勢の尊い犠牲者が出ました。
戦後、区画整理も整い入新井公園が設けられ
るに及び、昭和三十二年住民の声にて、今は亡き
肉親を偲び、在りし日の隣人を追慕してご冥福
を祈ると共に永遠の平和を祈念し、故広瀬定光
氏他有志が発起人となり、住民の浄財をあおい
で地蔵尊が建立されました。
その後永年の風雪に破損がひどく、今回三十
三回忌を記念して再び広く浄財を募り再建した
ものであります。近隣の方々のお力により、毎
日お花や線香の絶える時がございません。
昭和五十一年五月二十九日
入新井萬霊地蔵尊奉賛会