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武蔵航空工場被爆殉難者之碑

基本情報

所在 竜ヶ丘会館
住所 山梨県富士吉田市竜ヶ丘3−4−33
(富士急行線 富士急ハイランド駅 徒歩12分)
連絡先 不明
建立者 劍丸尾武蔵会
建立年 昭和32年7月30日

※H24.11発行「平成24年度 全国の戦災の追悼施設・追悼式」より

施設の写真

全体

正面

碑文上部

碑文

【表】

殉難碑

殉難者

(故人名)

武蔵航空工場被爆殉難者之碑
題字 西山巧記

太平洋戦爭の末 此の地に二萬坪の敷地を整地して広大な工
場が建ち竝び勤労学徒隊を含めて二千余名の者が航空機の生
産に從つて居りました 昭和二十年七月三十日午後一時突如
として米軍艦載機数編隊の襲撃旧字を受け一瞬にして十二人の貴
い生命を喪い二十余人の負傷者を出すという惨事に至りまし
旧字えて八月十五日終戦を迎え爾來星霜十有二年 工場跡
は一望の水田と変り世人の記憶も漸く薄れゆこうとする時
元從業員一同亡き友を偲んで記念碑建立のことを発起しまし
たところ 過去十二年間朝夕にねんごろな供養を續けてこら
れた元社長西山巧記殿の絶大なご協力と県市当局並びに有志
縁故多数の方々の御力添によつてここに成就することを得ま
した 謹んで十二柱英靈の御冥福を祈る次第であります

□岩に降る雨静かな変体仮名月見草 淤水

(個人名)

昭和三十二年七月三十日
為十三年忌法要供養建立

劍丸尾武蔵会


【裏】

慰霊

山梨県知事
天野 久

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