アジア・オンブズマン協会(Asian Ombudsman Association、以下「AOA」と言う。)は、アジア地域の各国・地域に設けられたオンブズマンが、アジアにおけるオンブズマンの概念の普及とその制度の発展の促進や地域のオンブズマン間における情報交換の促進等を目的として、1996年4月16日に設立された組織である(本部:パキスタン)。
アジア・オンブズマン協会ホームページ
第1回のAOA会議は1996年。2002年までは立ち上がりの諸取り決めの協議等のために、毎年1回、主要加盟国・地域持ち回りで開催していたが、2003年以降は原則、隔年ペースの開催となっている。
総務省は、平成8年4月にパキスタンの首都イスラマバードで開催された第1回AOA会議以来、毎回の会議に参加しており、第3回会議では、アジア・オンブズマン協会の規約の決定及び同協会の役員の選出が行われ、アジア・オンブズマン協会が正式に発足し、日本は同協会の理事国に選任された。その後、平成13年6月には、第6回会議が、総務省主催により東京で開催された。
タイの首都バンコクで開催された前回会議(平成21年11月開催)には、AOAの正・準会員のほか、オブザーバーも含め、約20の国・地域から100名余が出席し、「グッド・ガバナンスに向けた公的部門改革のプロセスにおけるオンブズマンの役割」というメインテーマのもと、5つのサブテーマついて活発な議論が行われた。
総務省は、「公的部門の苦情救済システムの改革」について、行政相談制度や行政相談委員制度、行政苦情救済推進活動、年金記録確認第三者委員会などについて発表した。