伊藤鉄男、小見山満、日出雄平、大竹邦実、田中秀明の各委員
1.平成26年度第1回政治資金適正化委員会の議事録について、委員から了承された。
2.事務局から、「政治資金監査の質の向上について〜登録政治資金監査人に対する指導・助言のあり方〜」の説明が行われ、以下の意見及び質疑が交わされた。(資料1)
○ 質の向上の枠組みをどのようなスケジュールで決めていくのか確認したい。
→ 年明けから次年分の収支報告書の提出が始まることから、年内に都道府県選管に対して周知をするために、年内の委員会でこの取組について審議・決定していただく必要がある。
○ 登録政治資金監査人に対する周知の仕方も考えていかなければならない。ペナルティを科す意味ではなく、政治資金監査の質の向上に向けてお互い協力してやっていくという趣旨を周知する必要がある。
○ 登録政治資金監査人に対する個別の指導・助言は政治資金適正化委員会の重要な事業であるため、選管向けの通知も含め、外に向けてどのように情報提供を行うか今後考えていく必要がある。
○ 個別の指導・助言が必要な例というのは政治資金監査をそもそもきちんとやっていない場合と、政治資金監査はしっかり行っているが、政治資金監査マニュアルに沿った政治資金監査報告書を作成していない場合の2つが想定される。今回の質の向上の取組については、これらを踏まえたものとする必要がある。
○ 登録政治資金監査人に送る個別の指導・助言の文書は、あまりまわりくどくなく、端的に分かりやすい方がよい。
3.事務局から、「登録政治資金監査人の登録者数及び研修等の実施状況」について説明が行われ、以下の意見及び質疑が交わされた。(資料2)
○ フォローアップ研修に参加している人のうち、実際に政治資金監査を行っている数はどれくらいいるのか。
→ 実際に政治資金監査を行った登録政治資金監査人の数を把握する仕組みになっていない。アンケート等から推測することは可能かもしれないが。
○ フォローアップ研修にはたくさんの登録政治資金監査人が参加しており、熱心に聴講されているようであった。
4.事務局から、今後の議論の進め方等についての説明が行われた。