伊藤鉄男、小見山満、日出雄平、大竹邦実、田中秀明の各委員
1.
平成27年度第4回政治資金適正化委員会の議事録について、委員から了承された。
2.
事務局から「政治資金監査に関する具体的な指針(政治資金監査マニュアル)の改定」について説明が行われ、以下の質疑が交わされた後、委員から了承された。(資料1-1、資料1-2及び資料1-3)
○ 改定後の政治資金監査マニュアルは、登録政治資金監査人に配るのか。
→ マニュアルの改正を反映した資料を、6月末までに登録時研修を修了した登録政治資金監査人全員に対して送付する予定である。
3.
事務局から「平成26年分収支報告に係る政治資金監査報告書の記載内容等に関する調査結果(総務大臣分及び都道府県選挙管理委員会分)」について説明が行われ、以下の意見及び質疑が交わされた後、委員から了承された。(資料2)
○ 引き続き、会計責任者に向けて総務省の会計帳簿・収支報告書作成ソフトの普及に努めていただきたい。
○ 調査結果の傾向としては、例年と同じような傾向か。
→ 調査結果の傾向として、政治資金監査報告書の記載内容は多少の改善が図られていると思われるが、一方では例年と同様の形式ミスが散見される。引き続き、登録政治資金監査人に対する個別の指導・助言の取組を進めるとともに、フォローアップ研修における研修内容の充実に努めてまいりたい。
○ 本調査で都道府県選挙管理委員会から寄せられた意見に対して、個別に回答はするのか。
→ 個別に回答はしていないが、選管からの意見については、研修への反映や、フォローアップ研修を開催する際の選管との意見交換の機会を捉えて、適宜お答えしてまいりたい。
4.
事務局から「政治資金監査実務に関するフォローアップ研修」について説明が行われ、以下の意見及び質疑が交わされた後、委員から了承された。(資料3)
○ 立替え払いをして後日政治団体側と精算をした場合、収支報告書の支出の日付の記載の仕方が、税理士の実務の世界と必ずしも同じではない。このような場合の記載の仕方を理解していない登録政治資金監査人が多いので、統一的な考え方を示してほしい。
→ 改めてフォローアップ研修などの場において、現行制度の考え方をお伝えしてまいりたい。
○ フォローアップ研修での説明の仕方について提案だが、登録政治資金監査人に特にお伝えしたいことを、簡潔にまとめて示してはどうか。
→ フォローアップ研修の冒頭で研修内容の要約を説明するような形で工夫させていただく。
5.
事務局から「登録政治資金監査人の登録者数及び研修等の実施状況」及び「登録政治資金監査人の登録及び抹消の状況」について説明が行われた。(資料4及び資料5)
6.
事務局から、今後の議論の進め方等についての説明が行われた。