伊藤鉄男、淺井万富、杉田慶一、田口尚文、 谷口将紀の各委員
1.
令和2年度第3回政治資金適正化委員会の議事録について、委員から了承された。
2.
事務局から「令和元年分収支報告書(定期分)に係る政治資金監査を対象とした登録政治資金監査人に対する個別の指導・助言について」の説明が行われ、以下の質疑が交わされた後、委員から了承された。(資料1及び参考資料)
○ コロナ禍でも収支報告書の提出状況は例年どおりか。
→ 概ね例年どおり。
3.
事務局から「令和2年分収支報告書(定期分)に係る政治資金監査を対象とした登録政治資金監査人に対する個別の指導・助言について」の説明が行われ、以下の意見及び質疑が交わされた後、委員から了承された。(資料2)
○ 今年は残念ながら少し件数が増えたが、傾向としては指導・助言の効果は出ていると考えられるので、これまでどおり進めてもらいたい。
○ 年明けの実施分を含めた過去の全体の件数はどうだったか。
→ 平成30年分は21件、平成29年分、平成28年分はいずれも46件。
4.
事務局から「令和3年度研修実施計画について」の説明が行われ、以下の質疑が交わされた後、委員から了承された。(資料3−1及び3−2)
○ 個別研修は予約制か。人数の規模は。
→ 事前に申込みをいただき日程調整を行う。10月は7名、11月は11名となっている。
○ 受講ブースはいくつあるのか。
→ ブースは一つで、1日最大2人までとなっている。
5.
事務局から「登録政治資金監査人の登録者数及び研修について」の説明が行われ、以下の質疑が交わされた後、委員から了承された。(資料4)
○ リモート研修は一時的に受講者が集中するとアクセスできないことがあると思うが、今の容量でスムーズに運用できており、3月までこのまま続けていくということでよいか。
→ 接続トラブルに関する個別の問い合わせはあるが、個別の通信環境によるものと考えられ、全体としては大きなトラブルなく行えている。受講者の人数についても余裕があるので、このまま年度末まで運営していけるものと考えている。
6.
事務局から「登録政治資金監査人の登録等に係る様式等の改正について」の説明が行われ、委員から了承された。(資料5)
7.
事務局から「令和元年分政治資金収支報告の概要(総務大臣届出分)について」の説明が行われ、委員から以下の意見があった。(資料6)
○ 本件に関連して、会計帳簿・収支報告書作成ソフトの使用率が低いという報道がみられた。収支報告書上の金額の不整合については、一義的には登録政治資金監査人の方により注意深く業務を行っていただくことが必要だが、同時に政治団体でもこのソフトを使っていただければ防ぎ得るので、選挙部においては今後も引き続きソフトの利用推進をお図りいただきたい。
→ 総務大臣届出の国会議員関係政治団体では、8割弱の団体にソフトを使っていただいているが、機会があるごとに利用の周知に努めてまいりたい。