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報道資料

平成22年10月8日

電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(平成22年度第1四半期(6月末))

 総務省では、電気通信事業報告規則(昭和63年郵政省令第46号)の規定による電気通信事業者からの報告等に基づき、平成22年度第1四半期(6月末)の電気通信サービスの契約数及びシェアについて、別紙PDFのとおり取りまとめましたので公表します※1。

主なポイント

1 固定通信
 (1) 加入電話(NTT東西加入電話、直収電話、0ABJ−IP電話及びCATV電話)については、NTT東西加入電話の契約数は3,706万(前期比2.3%減)と減少が続く一方、0ABJ−IP電話の契約数は1,538万(前期比5.8%増)と増加が続いています。加入電話におけるNTT東西のシェアは82.3%(前期比0.5ポイント減)と減少が続いています。
 (2) 0ABJ−IP電話における利用番号数のシェアについては、NTT東西が68.3%(前期比0.5ポイント減)と減少しているのに対し、KDDIが15.3%(前期比0.5ポイント増)と増加しています。050−IP電話における利用番号数のシェアについては、ソフトバンクBBが42.7%(前期比0.1ポイント増)と横ばいとなっているのに対し、NTTコミュニケーションズが35.7%(前期比0.9ポイント増)と増加しています。
2 移動体通信
 携帯電話・PHSの契約数のシェアについては、NTTドコモが48.1%(前期比0.1ポイント減)、KDDIが27.3%(前期比0.1ポイント減)と横ばいとなっているのに対し、ソフトバンクモバイルが19.2%(前期比0.4ポイント増)と増加しています。
 なお、MVNO契約数については283万(前期比5.6%増)加入となっています。
3 インターネット接続
 (1) ブロードバンドサービス※2の契約数は3,355万(前期比1.6%増)となりました。
 (2) DSLの契約数については、936 万(前期比3.8%減)と減少が続いています。シェアについては、シェア1位のソフトバンクBBが38.6%(前期比0.1ポイント減)、シェア2位のNTT東西が34.8%(前期比±0)とおおむね横ばいとなっています。
 (3) FTTHの契約数については、1,857 万(前期比4.3%増)と増加が続いています。FTTHの契約数のシェアについては、NTT東西が74.5%(前期比0.1ポイント増)、電力系事業者が9.1%(前期比0.1ポイント減)、KDDIが8.2%(前期比0.2ポイント増)とおおむね横ばいとなっています。
 (4) すべての都道府県でFTTHの契約数が増加し、DSLの契約数が減少しています。なお、ブロードバンドサービスの都道府県別契約数等の詳細については、参考資料PDFのとおりです。
 
※1 総務省は、平成15(2003)年度から電気通信事業分野の競争評価を実施しており、その一環として事業者からの情報収集に基づき競争状況に関する四半期データを公表することとしています。
※2 ブロードバンドサービス:FTTHアクセスサービス、DSLアクセスサービス、CATVアクセスサービス、FWAアクセスサービス及びBWAアクセスサービスをいいます。

過去の報道資料

連絡先
(1,2及び3のシェアについて)
総合通信基盤局電気通信事業部事業政策課
担当:川久保課長補佐、景山係長、高口主査
電話:03-5253-5947
FAX:03-5253-5838
E-Mail: telecom-review@ml.soumu.go.jp
(3の契約数について)
総合通信基盤局電気通信事業部データ通信課
担当:田邊課長補佐、川原係長、齊藤官
電話:03-5253-5854
FAX:03-5253-5855

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