5 格安スマホ/格安SIMってなに?
みなさま、「格安スマホ」や「格安SIM」という言葉を聞いたことありますか?聞いたことがあっても詳しい意味は分からなかったり、何となく不安なイメージをもっている方も多いかもしれません。
でも実は、使った方からは満足度が高いという声もあるなど、注意点を理解すれば安くて便利に使えるサービスなんです。
ここでは、概要や注意点、メリットなどを解説します。
MVNOのサービスの概要
格安スマホ/格安SIMは、通信設備を持つ会社から、ネットワークを借りて携帯電話サービスを提供しているMVNO(Mobile Virtual Network Operator : 仮想移動体通信事業者)と呼ばれる事業者のサービスを指すことが一般的です。一方、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルのように自社でネットワーク整備をする携帯会社は、MNO(Mobile Network Operator)といいます。
サービスの提供内容や利用者の状況にあわせて大手からネットワークを借りることで、低価格のサービスや多様なサービスを実現しています。
MVNOのメリットと注意点
MVNOのメリット
- オンラインの手続きが充実していて、手軽に契約手続きができます。
- 1GB、3GB、6GBなどの低容量プランが豊富で、ご利用状況にあわせて、料金プランを選ぶことができる携帯会社が多い。3GB以下月額1,000円以下の携帯会社もあります。
- 電波のつながりやすさ(通信エリア)は、大手携帯会社と同じです。
- 電話(音声通信)品質は大手携帯会社と同等で、通話料は安い場合があります。
- 特長あるサービスの例
- 1GB以下低廉な料金(電話、メールが中心の方向け)
- 通話料が大手携帯会社の半額(11円/30秒)
- SNS、動画見放題等のカウントフリー
- 通信速度制限プラン(通信速度の上限設定による安価サービス)
- 業界団体がまとめた各ブランドの特徴一覧も参考にしてください。
- 利用者の満足度が高い(総務省調べ)
- 詳しくはこちらをご覧ください。
MVNOの注意点
- 店舗が少なくオンライン対応が主となります。
- 通信エリアは大手と同じですが、ネットワークの一部を借りているため、お昼休みや通勤時間帯、夜間等、通信が混み合う時間ではデータ通信速度が低下する場合もあります。
- データ通信速度が気になる方は「MVNO が提供するインターネット接続サービスの速度計測手法及び利用者への情報提供手法等に関するガイドライン」に基づき、通信速度を計測し、公表している事業者もありますので、確認してみましょう。
- 業界団体がまとめたチェックリストも参考にしてください。