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乗換えの基本と費用を知ってる?
電話番号などを変えずに携帯会社を乗り換えられることを知っていますか?また、乗換えにかかる費用も以前と比べて安くなりました。
ここでは、乗換えの基本と費用について解説するとともに、乗り換える手順の一例を紹介します。
乗換えの基礎知識
電話番号を変えずに携帯会社を乗り換えるには、現在利用している携帯会社での手続きが必要です。
キャリアメールアドレスを持ち運びする方法は、現在利用している携帯会社によって異なります。
今お使いの端末を他の携帯会社で利用するには、その端末にSIMロックがかかっていないこと、乗換え先携帯会社で使用できる端末であることが必要です。
乗換え費用
乗換え元に支払う費用
- MNP転出手数料
- ウェブサイトでの申込みは無料(電話や店舗での申込みは1,100円以下の手数料がかかる場合があります)。
- SIMロック解除手数料
- 2021年10月以降に「発売」されたスマートフォンには原則SIMロックは廃止になりました。SIMロックされている端末を他社で使用するには、SIMロック解除の申込みが必要となります。
- 手数料は申込み方法によって異なり、ウェブでの実施は無料、電話や店舗では3,300円かかる場合が多くなっています。
※2021年10月以降も、それ以前に「発売」されたスマートフォンが「販売」されています。
- 違約金
- 契約期間が決まっているプランをお使いの場合、途中で解約すると違約金が発生することがあります。
囲い込みをなくすためのルール見直しが行われています!
2022年7月1日から電気通信サービスに関する消費者保護ルールが強化されます。
乗換え先に支払う費用
- 契約事務手数料もしくはSIMカード代金がかかる場合がある(概ね3,300円前後)
- 契約事務手数料は店舗を利用するとかかる場合が多い ※ 上記以外に費用がかかる場合があります。
- 携帯電話を乗り換えてみた!……でも、何だか期待していたのと違うかも……と思ったときは「初期契約解除」などが可能かもしれません。
- 詳しくはこちらをご覧ください。
乗換えの手順(一例)
携帯会社を乗り換える手順の一例をご紹介します。
- 1 現在の利用状況を確認する
- データ通信の利用量、通話料、オプションの加入状況、家族割などの通話料の割引、固定回線のセット割引など、料金の詳細を確認します。
- 2 乗換え候補を見つける
- 以下のページを参考に、自分の使い方に合った携帯ブランド / 料金プランを探してみてください。
- 3 乗換え後の料金と、現在の料金を比較する
- 以下のページを参考に、乗換え後の料金がいくらになるか計算しましょう。
- 家族割や固定回線のセット割引などを利用している場合は、関連する料金を含めて比較します。
- 4 端末をそのまま使うか、新しい端末を購入するか決める
- 今お使いの端末をそのまま使うか、新しい端末を購入するか検討しましょう。
以下、電話番号を持ち運んで乗り換える場合の一例をご紹介します。詳細は、乗換え先の携帯会社でご確認ください。
- 5 乗換え元に電話番号持ち運び(MNP)予約番号等を申し込む
- 電話番号持ち運びや、携帯大手3社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)のキャリアメールアドレスを持ち運ぶ場合は、乗換え元への申込み方法を確認します。
- 6 乗換え先で契約を申込み、乗換え手順を確認する
- 電話番号持ち運び(MNP)予約番号を伝えて、契約を申し込む。
- 7 乗換え先で使用する端末とSIMを準備する
- 端末を変えない場合は、SIMまたはeSIMを申し込む。
- 8 回線の切り替え
- 電話番号を乗換え元から乗換え先に切り替える。切り替え方法は乗換え先に確認する。
- 短い場合は数分で完了します。
- 9 乗換え先の契約完了
- 回線の切り替え完了と同時に、今までの携帯電話会社との契約が解除される。
※ MNP予約番号の有効期限内に、乗換え先の契約が完了しなかった場合は、乗換え元の契約は継続されます。