総務省は27年度より、「テレワーク」への理解と一層の普及を推進するため、全国各地でセミナーを実施しており、今年も8月30日(水曜日)、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)において、北海道総合通信局、北海道との共催により「働き方改革セミナーin北海道」を開催しました。
本セミナーでは、総務省テレワークマネージャーの森本 登志男(もりもと としお)氏をはじめ、テレワークに精通した様々な方を講師に迎え、テレワークに関する動向や労務管理上の留意点、導入企業の事例等を紹介しました。
導入事例紹介では、自治体向けに森本氏から佐賀県庁の事例の他、大企業の事例として全日本空輸株式会社、中小企業の事例として、岡山県の株式会社石井事務機センターの取組について紹介があり、テレワーク導入時の苦労話や導入効果等について説明されました。どの事例も、導入後は多くの社員や職員に利用されることが重要であり、そのためには職場内の雰囲気作りがポイントとなることが強調されていました。
当日は、テレワーク導入を目指す道内企業や自治体から約100名が参加し、熱心に耳を傾けていました。
セミナー終了後は、セミナーを聴講した参加者の個別相談に応じる時間を設け、それぞれの状況に応じた導入方法等について、講師の方々に熱心に質問する姿もみられました。
北海道総合通信局では、今後もテレワークの普及にむけて、取り組んでいきます。