北海道総合通信局は、一般社団法人コード・フォー・ジャパン及び北海道テレコム懇談会との共催により、令和3年8月3日、地域情報化オンラインセミナーとして「職員間連携で進める自治体DXのはじめかた」を開催しました。
本セミナーは各講師がそれぞれの職場等からのリモート登壇によるライブ配信で行い、リアルタイムで149名の方に視聴いただきました。
はじめに北海道総合通信局長から、令和3年度版 情報通信白書での調査から、行政におけるデジタルサービスを使ってみたいとの期待が約8割と非常に高いにも関わらず課題が多いこと、行政におけるDX化が待ったなしであること、7月に総務省から自治体DX手順書2が公表されていることを踏まえ、自治体DXの取り組みのきっかけとしていただきたいとの挨拶がありました。
その後、基調講演及び事例紹介として、時間と空間を超えられるデジタルのメリットを活かしながら、自分たちの町をどうしていくかを考えていくことや、他の市町村の導入システム、またはその背景や失敗事例を共有し、横の連携を活用することなど、楽しい雰囲気でとてもわかりやすくお話いただきました。開催中にもたくさんの質問・コメントをいただき、DX推進の際の悩みの共有と、解決の手がかりを得る時間となりました。
なお、北海道音更町 山田 様の事例紹介の冒頭部分で、一部音声が聞き取りづらい点がございましたことをお詫び申し上げます。
本セミナーは、アーカイブを公開しております。ぜひご視聴ください。
YouTube URL:https://www.youtube.com/watch?v=wzm-va7jJJo
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結びの言葉として、一般社団法人コード・フォー・ジャパンの東 健二郎(ひがし けんじろう)氏から、総務省の自治体DX手順書をしっかり読み込もう、もう一人の主人公である住民にどういった価値を提供していくかを考えよう等、DXに取り組む上でのメッセージがありました。
これから、具体的な相談したいという場合は、総務省の地域情報化アドバイザー派遣制度やコード・フォー・ジャパンの研修などをぜひご活用ください。