総務省北海道総合通信局(局長 磯 寿生(いそ としお))は、令和4年12月3日(土曜日)、全道各地の大学・高専等の学生が考案するICTを活用したビジネスプランを競うコンテストである「北海道起業家甲子園2022」をHokkaido×station01(札幌市中央区)を会場に、書類選考を勝ち抜いた9チームを迎えて3年ぶりとなるリアル形式により開催しました。
それぞれのチームはコンテストに先立ち11月19日(土曜日)にリモートで開催された「スタートアップサロン」において、一般社団法人コード・フォー・ジャパンの山崎 清昭(やまざき きよあき)氏、株式会社DRIVE Incubationの藤間 恭平(ふじま きょうへい)氏、及び株式会社D2ガレージの豊田 睦夫(とよた むつお)氏の3名のメンター(※)から個別のメンタリング(※)を受けることで、ビジネスプランをさらにブラッシュアップし大会当日に挑みました。
厳正なる審査の結果、最優秀賞「NICT賞」は、「医療診断装置・AIへの応用を目指したTlBr放射線センサー」を発表した北海道大学のチーム「Human Scan」が受賞し、令和5年2月の米国・シリコンバレー研修への参加権及び3月に東京で開催予定の「起業家甲子園全国大会」への挑戦権を獲得しました。
なお、同チームは、情報通信研究機構(NICT)のICTメンターである、さくらインターネット株式会社 代表取締役社長 田中 邦裕(たなか くにひろ)氏から、全国大会に向けた個別のメンタリングを受けることとしています。
本コンテストにおける各賞の受賞者は下表のとおりです。
各賞 | チーム名 (所属) |
プラン名 | |
---|---|---|---|
最優秀賞 | NICT賞 | Human Scan (北海道大学) |
医療診断装置・AIへの応用を目指した TlBr放射線センサー |
優秀賞 | 総務省北海道総合通信局長賞 | CIST-HKY (公立千歳科学技術大学) |
Look-ON(ブラウザで画面共有) |
北海道モバイルコンテンツ・ ビジネス協議会賞 |
最先端テクノロジー同好会 (旭川工業高等専門学校) |
きゃどたす | |
北海道テレコム懇談会長賞 | 渡邊 (北海学園大学) |
さくらんぼ選別デバイスBlossom | |
特別協賛 企業賞 |
インフィニットループ特別賞 | アフター君ラボ (旭川工業高等専門学校) |
ロボットカート |
インプル特別賞 | アフター君ラボ (旭川工業高等専門学校) |
ロボットカート | |
NTTドコモ北海道支社特別賞 | 科学大学AI調教師 (北海道科学大学) |
AIフィットネス | |
さくらインターネット特別賞 | ミラミル (函館工業高等専門学校) |
C’less | |
ジェイアール東日本企画特別賞 | 全チーム | 全プラン | |
パナソニックコネクト(株) 現場ソリューションカンパニー 東日本社特別賞 |
転生したらロードヒーティングになっていた件 (北海道科学大学) |
ロードヒーティングiotアシスタント | |
NTT東日本ー北海道特別賞 | CIST-HKY (公立千歳科学技術大学) |
Look-ON(ブラウザで画面共有) | |
メディア・マジック特別賞 | アストロノミア (北海道情報専門学校) |
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最優秀賞(NICT賞)を受賞した、チーム「Human Scan」(左)と田中メンター(右)
優秀賞(北海道総合通信局長賞)を受賞した、チーム「CIST-HKY」(左)と磯局長(右)
優秀賞(北海道モバイルコンテンツ・ビジネス協議会賞)を受賞した
チーム「最先端テクノロジー同好会」(左)と西嶋(にしじま)代表理事(右)
優秀賞(北海道テレコム懇談会長賞)を受賞した、チーム「渡邊」(左)と山本(やまもと)会長(右)
株式会社キットアライブ 代表取締役社長 嘉屋 雄大(かや ゆうだい)氏による学生に向けた講演
本コンテストに参加した各チーム、主催者、
審査員の皆さん
スタートアップサロンの参加者