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報道資料

平成24年8月2日
北陸総合通信局

『北陸広域観光チャンネルネット構想』の取組を拡充!
−自立発展モデル構築のためのエリア放送局の開局やコンテンツの充実等−

 総務省北陸総合通信局(局長 齊藤 一雅(さいとうかずまさ))、北陸広域観光チャンネルネット構想準備会議(総務省北陸総合通信局、金沢市、珠洲市、南砺市、株式会社ヨーズマー【事務局】)では、4月27日から金沢駅東口にエリア型放送の実験試験局を開局し、金沢駅の利用者、観光客の携帯電話、スマートフォンに向けて観光広報番組等を放送するとともに、ホテル金沢の館内共聴システムに同様のコンテンツを配信する試験サービスを行っています。
 北陸広域観光チャンネルネット構想準備会議では、これまでの試験サービスに対する視聴者アンケートの結果(下記1参照)を踏まえ、7月30日に第3回会合を開催し、下記2のとおり、本構想の本格的な推進に向けて、取組を拡充することとしました。
 北陸総合通信局では、今回の取組の拡充を踏まえ、「北陸広域観光チャンネルネット構想推進協議会(仮称)」の設置を目指します。引き続き、自治体、観光協会、ICT関連企業、コンテンツ制作関連企業等からのお問い合わせをお待ちしています。

1 視聴者アンケートの結果

(1) 74%の方が、「観光地の情報は現地に到着してから入手する」と回答。
(2) 69%の方が、視聴の感想として、「良い」と回答。他方、「動画1本当たりの時間を短くすべき」、「視聴方法が分かり難い」と回答。
(3) 84%の方が、「訪問地以外の観光地の情報が欲しい」と回答。
(4) 88%の方が、「データ放送が有効」と回答。他方、「動画とデータ放送のコンテンツの連携が必要」と回答。

2 今後の取組の拡充

(1) 金沢駅東口の実験試験局を廃止し、同地域でのエリア放送局開局を目指すとともに、新たに別の地域(観光地、交通拠点等)でのエリア放送局の開局を目指す。
(2) (1)のエリア放送局及び周辺ホテルへの配信(館内共聴システム)の運用を通じて、北陸広域観光チャンネルネット構想のコンセプトを実現するための自立発展モデル(官民連携、広告事業等)の検証、構築を目指す。
(3) 広報効果の高い地点にエリア放送によるデジタルサイネージを設置する。
(4) 以下のようなコンテンツ(動画、データ放送)が提供できるよう、関係者の協力を得つつ、様々な工夫を試行する。
○ 屋外、ホテル内等利用シーンの違いを考慮したコンテンツ
○ デジタルサイネージに適したコンテンツ
○ 新鮮かつタイムリーなコンテンツ(コンテンツの随時・定期的な更新)
○ 本構想の基本コンセプトである観光客を動かす(周遊性を高める)ようなコンテンツ

(参考)
「北陸広域観光チャンネルネット構想」は、北陸観光の玄関口(ポータル)や域内の観光導線の結節点(HUB)となる場所(例えば、駅や空港等及びその周辺の観光案内施設、宿泊施設等)に、エリア放送、サイネージ(電子看板)、WiFi等多様な情報発信の拠点を整備し、相互にネットワーク化するとともに、相互の観光情報コンテンツの有機的な連動を促すことにより、広域観光連携による北陸域内での観光客の周遊性・回遊性の向上と広域観光ブランドの形成をめざす構想。

関係報道資料


○「北陸広域観光チャンネルネット構想」準備会議の設置
(平成24年1月26日発表)
https://www.soumu.go.jp/soutsu/hokuriku/press/2011/pre120126-1.html

○「北陸広域観光チャンネルネット構想」の試験サービスを開始
(平成24年4月26日発表)
https://www.soumu.go.jp/soutsu/hokuriku/press/2012/pre120426.html

○「北陸広域観光チャンネルネット構想」の政策広報番組をYouTubeで配信!
〜オール北陸の自治体、ICT企業等に構想への参加を呼び掛け〜
(平成24年6月14日発表)
https://www.soumu.go.jp/soutsu/hokuriku/press/2012/pre120614.html

連絡先
情報通信部放送課
(担当:寺尾、柄澤、中根)
電話:076−233−4479

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