1 概要
人口減少・少子高齢化や経済構造変化等が進行する中、持続可能な地域社会を形成し、地方創生2.0を実現するためには、デジタル技術の実装(地域社会DX)を通じた省力化・地域活性化等による地域社会課題の解決が重要です。
このため、総務省ではデジタル人材/体制の確保支援、AI・自動運転等の先進的ソリューションや先進無線システムの実証、地域の通信インフラ整備の補助等の総合的な施策を通じて、デジタル実装の好事例を創出し、全国における早期実用化を目指す「地域社会DX推進パッケージ事業」を実施します。
この事業の一環として実施する先進的ソリューションの実用化支援(先進無線システム活用タイプ)に係る一次公募に応募のあった案件を対象に、外部有識者の評価を踏まえて採択案件を決定しましたので、公表いたします。
また、本日から令和7年5月19日(月)までの間、同事業の二次公募を実施します。
2 一次公募の選定結果
令和7年2月13日(木)から同年3月12日(水)まで実施した一次公募において合計29件の提案があったところ、外部有識者で構成する評価会による評価結果を踏まえ、全国で12件を選定しました。
北陸3県では、南砺市を実施地域に含む次の提案を選定しました。
事業名 |
代表機関 |
実施地域 |
Wi-Fi7、Wi-Fiセンシングを活用したシニアの平時「介護予防等みまもり課題」、防災発災時「避難支援・救助課題」に対応する地域ICTみまもりネットワークの構築と面的導入の実証 |
株式会社電通 |
南砺市を含む
全国で5ヶ所 |
※選定案件の概要は、準備が整い次第総務省ホームページに掲載予定です。
https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/digital_kiban/index.html
全国の選定結果については、以下の報道資料をご覧ください。
・無線技術を活用した先進的な課題解決モデルの創出・横展開のための社会実証の一次公募の結果〜AI等によるインフラメンテナンスや農林水産業の省力化等を支援〜(令和7年4月18日 総務省発表)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000436.html
3 二次公募の開始
令和7年4月18日(金)から同年5月19日(月)までの間、同事業について、地方公共団体、企業又は団体等を対象に二次公募を実施します。
(1)公募対象
ローカル5Gなどの新しい無線技術を活用して地域課題の解決を目指す、先進的ソリューションの実用化に向けた社会実証の取組
(2)提案主体
地方公共団体、民間企業、団体など
(3)実施要領等
「地域社会DX推進パッケージ事業(実証事業)実施要領」
https://www.soumu.go.jp/main_content/001005651.pdf
(4)スケジュール
期間 |
概要 |
令和7年4月18日(金)14:00
〜
令和7年5月19日(月)12:00 |
公募期間
・相談等ございましたら、下記事務局までメールにてご連絡ください。
・応募方法の詳細については「(6)応募方法」をご参照ください。
|
令和7年6月上旬頃 |
外部有識者による評価等 |
令和7年6月下旬頃 |
採択案件の公表 |
※評価の状況などによって多少前後する場合があります。
(5)応募期間
令和7年4月18日(金)14時から令和7年5月19日(月)12時まで
※上記期間より後のご提出はお受けできませんのでご注意ください。
(6)応募方法
●様式1 企画提案書
●様式2 企画提案書(概要版)
●別紙1 「デジ活」中山間地域に係るチェックシート
(本事業の申請にあわせて、農林水産省が実施する「デジ活」中山間地域へ登録申請する場合のみ)
●別紙2 「デジ活」中山間地域の登録申請
(本事業の申請にあわせて、農林水産省が実施する「デジ活」中山間地域へ登録申請し、代表機関が自治体でない場合のみ)
●別紙3 ネットワーク機器等購入理由書
(リースなどで調達できないネットワーク/ソリューション機器の購入経費がある場合のみ)
※上記のほか、提案内容を補足する資料があれば、PowerPoint 10ページ以内で添付すること。
【提出先(事務局)】
■宛先
ボストン コンサルティング グループ合同会社
地域社会DX推進パッケージ実証事業 担当
■E-mail
TOKLOCALDX2025_atmark_bcg.com
※迷惑メール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。
送信の際には、「@」に変更してください。
■件名
実証事業(●●県▲▲市)
※括弧内には地方公共団体名や企業・団体名を記載してください。
(7)選定手続
外部有識者による評価の結果に基づいて選定します。
(8)二次公募説明会の実施
(1) 対象者
総務省令和7年度地域社会DX推進パッケージ事業(実証事業)二次公募への応募を検討中の地方公共団体、民間企業、団体など。
(2) 開催日時
ア 令和7年4月22日(火) 10:00〜11:00
イ 令和7年4月24日(木) 10:00〜11:00
(3) 開催方法
オンライン(Microsoft Teams)
(4) プログラム(都合により変更することがございます)
ア 実証事業の概要
〇事業の位置づけ・概要
〇過去事例の紹介
〇主な評価ポイント
イ 応募書類の説明
〇全体の流れ・構成要素
〇記載のポイント
ウ スケジュール
エ 質疑応答
(5) 申込み方法
事務局による以下の申込フォームより、(2)アは4月21日(月)16:00までに、(2)イは4月23日(水)16:00までに必須項目をご入力ください。お申込いただいたアドレス宛に説明会前日までに視聴用のURLを送付いたします。
申込フォーム:
https://www.113.vovici.net/se/13B2588B02772491
4 関連資料
○無線技術を活用した先進的な課題解決モデルの創出・横展開のための社会実証の二次公募開始(令和7年4月18日 総務省発表)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000440.html
○地域社会DX推進パッケージ事業(総務省ホームページ)
https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/digital_kiban/index.html
○一次公募開始(令和7年2月13日 総務省発表)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000421.html