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【関東総通】e−コムフォKANTO

令和4年7月20日
関東総合通信局

関東放送シンポジウム「ラジオによる地域社会への貢献」を開催

 総務省関東総合通信局は、一般社団法人日本コミュニティ放送協会関東地区協議会との共催により、令和4年6月22日(水曜日)に、ラジオによる地域社会への貢献をテーマにしたシンポジウムをオンラインで開催しました。
 今回は、民間企業や地方公共団体を中心に約200名の参加を得たシンポジウムとなり、参加者からは次回開催の要望が寄せられるなど、ラジオへの関心の高さがうかがえました。

1 概要

 ラジオは、放送開始から長らく国民に身近なメディアとして存在し、大規模自然災害による長時間の停電発生時などにおいては、大切な情報発信ツールとして認識されております。また、地域社会を活性化する機能を有するメディアとしても重要な役割を果たしております。

 昨今では、社会のデジタル化が進み、放送を取り巻く環境が変化しております。本シンポジウムは、地域の産学官関係者及びフォーラム参加者とともに、「災害時の役割」や「地域活性化」などの観点から、改めて、デジタル時代における「ラジオの存在意義」を見つめ直す機会として開催いたしました。

 次第

 ラジオによる地域社会への貢献

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2 基調講演

 『学術的視座から再考するラジオへの期待』PDF
 大正大学 社会共生学部 教授 北郷 裕美(きたごう ひろみ)氏から、コミュニティ放送の黎明期に生業として携わった経験を基に、現在の研究者としての立場から、ラジオの可能性、新たな課題そして災害時の再評価について、ご講演いただきました。

3 講演

  1. 『水戸市の防災情報伝達対策におけるラジオの有効性について』PDF
 水戸市 防災・危機管理課 課長 小林 良導(こばやし よしみち)氏から、令和元年東日本台風発生時のコミュニティ放送局と連携した防災ラジオでの情報伝達の取り組み等について、ご講演いただきました。
  1. 『練馬区における臨時災害放送への取組』PDF
 東京都練馬区 広聴広報課 課長補佐 宮ア 勝己(みやざき かつみ)氏から、臨時災害放送局開設・運用を通じた災害時の情報伝達に関する練馬区における取り組みについて、ご講演いただきました。
  1. 『地域コミュニティに新たな価値を見出だす青年会議所とラジオとの連携』PDF
 公益社団法人相模原青年会議所 理事長 梅津 賢一(うめづ けんいち)氏から、青年会議所とコミュニティ放送局との連携による地域活性化への取り組みについて、ご講演いただきました。
  1. 『インフラバラエティの挑戦!「ドボクのラジオ」』PDF
 株式会社建設技術研究所 国土文化研究所 次長 松田 光弘(まつだ みつひろ)氏から、土木を身近に感じてもらうキッカケとなるバラエティ番組を通じた社会貢献に関する取り組みについて、ご講演いただきました。
 

4 パネルディスカッション

 基調講演を行った北郷 裕美(きたごう ひろみ)氏をモデレーターとして、講演者4名とパネルディスカッションが行われました。「各取組に関する市民の反応」や「ラジオとネット(SNS等)を併用するメリット」などをテーマに議論が交わされました。

 関東総合通信局は引き続き、ラジオによる社会貢献など放送業の発展に資する内容をテーマとしたイベントを企画してまいります。

 主催:総務省関東総合通信局・一般社団法人日本コミュニティ放送協会 関東地区協議会

関連報道資料


連絡先
関東総合通信局放送部放送課
担当:坂本・奥野
電話:03-6238-1700

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