【関東総通】e-コムフォKANTO
令和5年3月22日
関東総合通信局
第3回関東放送シンポジウム Collaborating with 信越
−関東大震災発生から100年、災害時のラジオの存在意義を語りあう−
総務省関東総合通信局(局長:新井 孝雄(あらい たかお))は、総務省信越総合通信局と一般社団法人日本コミュニティ放送協会 関東地区協議会との3者共催により、ラジオによる地域社会への貢献をテーマにしたシンポジウムを開催しました。
今回は、民間企業や地方公共団体を中心に約160名の参加を得たシンポジウムとなり、第1回並びに第2回に続き、ラジオの存在意義への関心の高さがうかがえました。
アーカイブ配信
本シンポジウムの講演内容について、YouTube関東総合通信局公式チャンネルにて公開します!
見逃した方も見直したい方も、この機会に是非、ご視聴ください。
※収録環境の都合上、一部、音声に乱れがありますが、ご了承ください。
1 概要
ラジオは、放送開始から長らく国民に身近なメディアとして存在しています。関東大震災発生から100年が経過した本年、社会のデジタル化が進み、放送を取り巻く環境が急速に変化しております。本シンポジウムは、デジタル時代における「災害時のラジオの存在意義」を見つめ直す機会として開催いたしました。
2 基調講演
『
情報生産機関としてのコミュニティ放送
』
新潟経営大学 経営情報学部スポーツマネジメント学科 准教授 大内 斎之(おおうち なりゆき)氏から、東日本大震災の被災地での災害放送のフィールド調査を基に、大規模災害時におけるラジオの役割について、ご講演いただきました。
3 講演
『
長岡市の災害時における情報発信について
』
新潟県長岡市 危機管理防災本部 課長 金子 元昭(かねこ もとあき)氏から、新潟県長岡市の中越地震による被害の経験を踏まえた防災対策及び防災情報発信時のラジオの活用等について、ご講演いただきました。
4 パネルディスカッション
関東総合通信局 放送部長 今井 力(いまい ちから)をモデレーター、そして、第2回関東放送シンポジウムにて基調講演を行った武蔵大学 教授 松本 恭幸(まつもと やすゆき)氏を討論者として迎え、
「関東大震災から100年、災害時のラジオの存在意義について」をテーマにして、以下の参加者で、パネルディスカッションが行われました。本パネルディスカッションでは、災害時におけるラジオの役割や今後の展望等に着目して議論しました。
- パネリスト
新潟経営大学 経営情報学部 スポーツマネジメント学科 大内 斎之 准教授
新潟県長岡市 危機管理防災本部 金子 元昭 課長
東京都文京区 危機管理室 防災課 鈴木 大助(すずき だいすけ) 課長
「臨時災害FM放送局の活用について
」
日本コミュニティ放送協会 関東地区協議会 鈴木 伸幸(すずき のぶゆき) 会長
「JCBA Relationship
」
関東総合通信局は引き続き、地域の社会課題の解決や放送業の発展に資する内容をテーマとしたイベントを企画してまいります。
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