【関東総通】e-コムフォKANTO
平成28年2月3日
関東総合通信局
「関東ICT利活用普及促進セミナー」を開催(平成28年1月22日)
関東総合通信局は、平成28年1月22日(金曜日)、東京都千代田区の九段第3合同庁舎11階共用会議室において、「関東ICT利活用普及促進セミナー」を開催しました。
セミナーの目的
このセミナーは、地域におけるICT利活用推進の担い手やその利用者等を対象に、各種ICT利活用事業の事例紹介及びICTを活用した課題解決に関する技術の紹介等を通じて、地域におけるICT利活用の一層の促進に資することを目的として毎年開催しているものです。
今回のセミナーのテーマ
今回のセミナーでは、「個人番号カード利活用の今後の展望」をテーマとして、自治体の職員などを対象に、個人番号カード利活用の今後の展望に関する講演と、個人番号カードの利活用事例2件の紹介などを行いました。
(写真:セミナー会場の様子)
講演 「個人番号カードの利活用に向けた今後の展望について」
埼玉県IT行政アドバイザー、総務省ICT地域マネージャー・地域情報化アドバイザーの武城 文明 氏から、個人番号カードの利活用により期待される効果、個人番号カードの普及促進に向けた取り組み方、個人番号カードの利活用に向けた今後の展望などについて講演をしていただきました。
(写真:武城氏の講演)
事例紹介1 「個人番号カードを活用した母子健康情報サービスと医療・健康分野における将来展 開について」
一般社団法人ICTまちづくり共通プラットフォーム推進機構 事務局長の小林 寛史 氏から、前橋市など群馬県内の主要自治体と県外の複数自治体が取り組んでいる個人番号カードを活用した「電子母子健康情報サービス」の概要と、医療連携、緊急時利用などの将来展望について紹介していただきました。
(写真:小林氏からの事例紹介)
事例紹介2 「なんぶスマートライフ・プロジェクト推進事業について」 《 ケーブルテレビ網・個人番号カードを活用した健康づくり、高齢者・子どもの見守り》
鳥取県西部地域でケーブルテレビ事業を展開している株式会社中海テレビ放送の事業戦略本部 企画グループ 事業企画課長 森 真樹 氏から、鳥取県西伯郡南部町においてケーブルテレビ網をICTインフラとして利用し、個人番号カードを活用した健康づくり、高齢者・子どもの見守りに取り組んでいる「なんぶスマートライフ・プロジェクト推進事業」の概要と、地方創生に向けた将来展開などについて紹介していただきました。
(写真:森氏から事例紹介)
総務省からのお知らせ
「地域情報化優良事例の普及展開と地域情報化大賞」について
セミナーの最後に、総務省 情報流通行政局 地域通信振興課から、平成26年度に開始された「地域情報化大賞」の受賞事例の紹介や、これまでに地域の課題解決のために実施してきた地域ICT利活用事業の優良事例の紹介がありました。
総務省では、これらの優良事例が同様の地域課題を抱える他地域へ普及展開することを目指しています。
これらの事例の展開を希望される自治体等の方は、当局までご連絡ください。
(参考)
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