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報道資料

令和5年8月24日
関東総合通信局

九都県市合同防災訓練・中央会場で災害対策用映像伝送システム、
臨時災害放送局用設備(FM)等の展示・試験運用を実施

 総務省関東総合通信局〔局長:高地 圭輔(たかち けいすけ)〕は、関東地方非常通信協議会及び株式会社エフエムさがみと連携して、神奈川県相模原市内で開催される「第44回九都県市合同防災訓練」の中央会場において、最新の災害対策用映像伝送システム、臨時災害放送局用設備及び災害支援のための情報通信機器の展示並びにデモンストレーションを行います。

1 展示日時

令和5年9月1日(金曜日)9時00分から12時30分まで

2 会 場

相模総合補給廠一部返還地(相模原市中央区内)
及び相模原スポーツ・レクリエーションパーク

3 実施内容

(1)公共ブロードバンド移動通信システム(公共BB)※1の展示・デモ(実験試験局の運用)
 今年度導入された新たな移動通信システムを用いて実際に電波発射し、映像伝送のデモを実施します。被災地における被災状況把握に役立ちます。
 概要等は以下のとおりです。
  ア、運用時間 9時00分から12時00分までの間で適宜
  イ、実施エリア 上記会場内

(2)臨時災害放送局※2用設備の展示・デモ(実験試験局の運用)
 株式会社エフエムさがみと共同で臨時災害放送局用設備を用いて実際に電波発射して、放送試験を実施します。
  ア、周波数 77.1MHz
  イ、運用時間 9時00分から12時00分まで(予定)
  ウ、聴取エリアの目安 上記会場内及びその周辺
 また、試験の一環として、一般社団法人日本コミュニティ放送協会(JCBA)関東地区協議会の協力を得て、JCBAが運営する「JCBAインターネットサイマルラジオサイト」別ウィンドウで開きますでも同時配信します(あくまで試験の一環となりますので、会場の通信環境により、配信が不調になる可能性がありますこと、予めご了知願います)。
QRコード

(3)災害支援のための情報通信機器の展示
  ・災害対策用移動通信機器(衛星携帯電話、MCA無線機、簡易無線機等)
  ・ICTユニット※3
  ・非常用発電機及び電源運搬車 等

【補足】
※1 公共ブロードバンド移動通信システムとは、VHF帯を使用した映像伝送などのデータ通信が可能な無線システムであり、持ち運びが可能で、周波数特性を活かして長距離での通信が可能です。
※2 臨時災害放送局とは、災害時に地方公共団体等が被災住民への情報伝達のため、臨時に開設することができる超短波(FM)放送局です。
※3 ICTユニットとは、既存の通信ネットワークが被災して使用ができない場合や通信環境が不十分である場合など、初動期の外部機関との連絡、被災情報の収集伝達など応急復旧活動の遂行に必要となる通信環境を確保するものです。

4 留意点

・会場への入場方法は、相模原市(幹事都県市)ホームページ別ウィンドウで開きますをご確認ください。
・当日の天候等により、予告なく本展示内容(実験試験局の運用を含め)を変更・中止することがあります。

(参考ホームページ)

【参考】

(公共ブロードバンド移動通信システム(公共BB)の使用イメージ)

公共ブロードバンド移動通信システム(公共BB)の使用イメージ

(臨時災害放送局用設備及び展示パネル(一部))

臨時災害放送局用設備及び展示パネル(一部)

連絡先
総務省関東総合通信局
(全般)
防災対策推進室
担当:岸、市川、酒井
電話:03-6238-1790
(臨時災害放送局関係)
放送部放送課
担当:橋、奥野
電話:03-6238-1700
(公共BB関係)
無線通信部陸上第二課
担当:秋村、竹村
電話:03-6238-1770

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