(1)公共ブロードバンド移動通信システム(公共BB)※1の展示・デモ(実験試験局の運用)
今年度導入された新たな移動通信システムを用いて実際に電波発射し、映像伝送のデモを実施します。被災地における被災状況把握に役立ちます。
概要等は以下のとおりです。
ア、運用時間 9時00分から12時00分までの間で適宜
イ、実施エリア 上記会場内
(2)臨時災害放送局※2用設備の展示・デモ(実験試験局の運用)
株式会社エフエムさがみと共同で臨時災害放送局用設備を用いて実際に電波発射して、放送試験を実施します。
ア、周波数 77.1MHz
イ、運用時間 9時00分から12時00分まで(予定)
ウ、聴取エリアの目安 上記会場内及びその周辺
また、試験の一環として、一般社団法人日本コミュニティ放送協会(JCBA)関東地区協議会の協力を得て、JCBAが運営する
「JCBAインターネットサイマルラジオサイト」
でも同時配信します(あくまで試験の一環となりますので、会場の通信環境により、配信が不調になる可能性がありますこと、予めご了知願います)。
(3)災害支援のための情報通信機器の展示
・災害対策用移動通信機器(衛星携帯電話、MCA無線機、簡易無線機等)
・ICTユニット※3
・非常用発電機及び電源運搬車 等
【補足】
※1 公共ブロードバンド移動通信システムとは、VHF帯を使用した映像伝送などのデータ通信が可能な無線システムであり、持ち運びが可能で、周波数特性を活かして長距離での通信が可能です。
※2 臨時災害放送局とは、災害時に地方公共団体等が被災住民への情報伝達のため、臨時に開設することができる超短波(FM)放送局です。
※3 ICTユニットとは、既存の通信ネットワークが被災して使用ができない場合や通信環境が不十分である場合など、初動期の外部機関との連絡、被災情報の収集伝達など応急復旧活動の遂行に必要となる通信環境を確保するものです。