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報道資料

平成28年2月22日
近畿総合通信局

近畿広域圏におけるV-Lowマルチメディア放送の開始

−全国で初めてのV-Lowマルチメディア放送−
 近畿総合通信局(局長:上原 仁(うえはら ひろし))は、本日、株式会社VIP(ヴィアイピー)(代表取締役社長 仁平 成彦(にひら なるひこ))に対して、近畿広域圏のV-Lowマルチメディア放送を行う移動受信用地上基幹放送局親局(大阪局)に免許を付与しました。
 また、総務省は、同日付で大阪マルチメディア放送株式会社(代表取締役社長 石井 博之(いしい ひろゆき))に対して、V-Lowマルチメディア放送を行う移動受信用地上基幹放送の業務を認定しました。
 今般、近畿広域圏におけるV-Lowマルチメディア放送のハード(放送設備)とソフト(放送番組)の両方が整備されたことで、3月1日より放送が開始される予定です。また、関東広域圏及び福岡県においても同時に放送が開始される予定となっており、全国で初めてのV-Lowマルチメディア放送の開始となります。

免許したV-Lowマルチメディア放送を行う移動受信用地上基幹放送局

申請者

放送局

電波の型式、周波数及び空中線電力

放送区域

放送開始
予定月

株式会社VIP

V-Low

大阪局

3M90 X7W

105.428571メガヘルツ

10キロワット(最大実効輻射電力26キロワット)

大阪府、京都府、奈良県、兵庫県の一部(別紙1のとおり)

平成2831

※:放送開始予定月日は、変更になる場合があります。
○ V-Lowマルチメディア放送とは、地上アナログテレビ停波後の周波数のうち99メガヘルツを 超え108メガヘルツ以下の周波数を使用して行う携帯端末向け放送です。
  なお、ハード(放送設備の整備)とソフト(放送番組の制作)が別の主体により、整備されます。

○ V-Lowマルチメディア放送のサービスでは、各種エンターテインメントや行政情報、地域関連の生活情報等に係る映像、音楽、データなど様々な形式のコンテンツが、蓄積型放送やリアルタイム型放送によって、携帯端末、車載端末やデジタルサイネージ向けに提供されます。

<参考資料>

・免許したV-Lowマルチメディア放送の放送区域図・・・別紙1PDF(73KB)
・V-Lowマルチメディア放送の概要・・・別紙2PDF(1,480KB)
・認定基幹放送事業者(移動受信用地上基幹放送)・・・別紙3PDF(339KB)
【関係報道資料】
 近畿広域圏におけるマルチメディア放送に予備免許
  −近畿管内で初めてのV-Lowマルチメディア放送−【平成27年10月16日】
https://www.soumu.go.jp/soutsu/kinki/01sotsu07_01000734.html
 
 99MHzを超え108MHz以下の周波数を使用する移動受信用地上基幹放送局(近畿広域圏のマルチメディア放送親局)の予備免許に係る電波監理審議会からの答申【平成27年10月14日】
 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu09_02000124.html

 V-Lowマルチメディア放送を行う移動受信用地上基幹放送(近畿広域圏)の業務の認定に係る電波監理審議会からの答申【平成27年12月16日】
 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu09_03000181.html

連絡先
放送部 放送課(担当:武藤、阪本)
電 話:06−6942−8566

報道資料PDF版PDF(2,031KB)

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