近年、災害対応や物流(宅配)等の分野において、小型無人機(ドローン)が見通し外の長距離を飛行するような利用形態へのニーズが高まりを見せています。
このような中、当局では昨年7月から「小型無人機の飛行位置把握に係る無線システムの調査検討会」(座長:加藤寧 東北大学教授)を設置し、見通し外の地点を飛行するドローンの位置情報等を取得可能な新たな電波利用によるシステムの実用化に向け、その基本的な構成や技術的条件等の検討を行っており、今般、その成果を活用した試作機による実証試験を下記のとおり行うこととなりました。
本システムは、400MHz帯の周波数の電波を使用してドローンからの位置情報等を地上へ伝送するもので、例えば非常災害時や中山間地域での利用において携帯電話回線が使用できないような場合であってもドローンからの位置情報等を取得できる等の特長を有しています。
本システムが早期に実用化され、ドローンの利用者にとり飛行位置情報等を取得するツールとしての新たな選択肢となることを期待するものです。
20名・無料
※11時20分までに、開催場所の南相馬市放射線対策総合センターに直接お集まりください。
※駐車場は、南相馬市放射線対策総合センターの道路向かいの、南相馬市防災備蓄倉庫の駐車場をご利用ください。(【別紙2】地図参照)
※参加者数は1団体あたり2名までとし、定員(20名)になり次第、締め切ります。
※お申込みに際し収集した個人情報は、本公開実証試験の参加者の集約及びご連絡をするためのみに使用し、他の目的で使用することはありません。
東北総合通信局
無線通信部企画調整課
TEL:022-221-0657