図1:基本概念

| 区分\航行水域 | A1 | A2 | A3 | A4 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| NAVTEX受信機 | 要 | 要 | 要 | 要 | ||
| EGC | 要 | 要 | 要 | 要 | NAVTEX水域のみを航行する船舶には不要 | |
| VHF無線設備 | DSC | 要 | 要 | 要 | 要 | |
| DSC聴守装置 | 要 | 要 | 要 | 要 | ||
| 無線電話 | 要 | 要 | 要 | 要 | A1海域のみを航行する船舶であって、常に陸上との間で通信ができない場合は一般通信用無線電信等を備えなければならない。 | |
| MF無線設備 | DSC | 要 | 要 | 要 | 要 | |
| DSC聴守装置 | 要 | 要 | 要 | 要 | ||
| 無線電話 | 要 | 要 | 要 | 要 | A2海域のみを航行する船舶であって、常に陸上との間で通信が出来ない場合は条約船一般通信用無線電信等(注)を備えなければならない。 | |
| 直接印刷電信 | 要 | 要 | インマルサット直接印刷電信を備えていれば、MF直接印刷電信は不要 | |||
| HF無線設備 | DSC | 要 | 要 | A3水域を航行する船舶であって、インマルサット直接印刷電信の設備を備えていれば、HFのDSCは不要 | ||
| DSC聴守装置 | 要 | 要 | A3水域を航行する船舶であって、インマルサット直接印刷電信の設備を備えていれば、HFのDSC聴取装置は不要 | |||
| 無線電話 | 要 | 要 | インマルサット直接印刷電信の設備を備えていれば、HFの無線電話は不要 | |||
| 直接印刷電信 | 要 | 要 | インマルサット直接印刷電信の設備を備えていれば、HFの直接印刷電信は、不要 | |||
| インマルサット直接印刷電信 | 要 | MF直接印刷電信、HF無線電話及び直接印刷電信を備えれば、不要 | ||||
| 浮揚型EPIRB | 要 | 要 | 要 | 要 | ||
| 非浮揚型EPIRB | 要 | 要 | 要 | 要 | 浮揚型EPIRBは船橋に積み付ける場合又は船橋から遠隔操作できる場合は省略可 | |
| レーダートランスポンダ | 各舷に1個(総トン数300トン上500トン未満の非旅客船は1個で可) | |||||
| 持ち運び式双方向無線電話装置 | 旅客船及び総トン数500トン以上の非旅客船は3個、総トン数500トン未満の旅客船は2個 | |||||
| 船舶自動識別装置(AIS) | 旅客船及び国際航海に従事する総トン数300トン以上の非旅客船、並びに国際航海に従事しない総トン数500トン以上の非旅客船 | |||||
| 船舶航空機間双方向無線電話 | 旅客船のみ必要 | |||||
| 船舶保安警報装置(SSAS) | 国際航海に従事する旅客船、国際航海に従事する総トン数500トン以上の非旅客船 | |||||
| 衛星無線航法装置等(GPS) | 国際航海に従事する旅客船、国際航海に従事する総トン数20トン以上の非旅客船、国際航海に従事しない総トン数500トン以上の非旅客船 | |||||
注記

写真1:レーダー

写真2:SARTレーダートランスポンダ
写真提供 日本無線株式会社(JRC)

写真3:AIS 船舶自動識別装置

写真4:双方向無線電話装置

写真5:MF/HF無線電話装置

写真6:ナブテックス受信機

写真7:VHF無線電話装置

写真8:GPS 衛星無線航法装置

写真9:インマルサットC型船舶地球局

写真10:インマルサットF型船舶地球局

写真11:EPIRB 非常用位置指示無線標識

写真12:SSAS 船舶保安警報装置