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その1 すべてのページに固有のタイトルを付ける

 ユーザーがウェブサイトをたどる上で、目的の情報かどうかを判断するための最初の手がかりとなるページタイトルについて解説します。

タイトルはページの概要を示す最も重要な情報

 ウェブページのタイトルはブラウザのタイトルバーに表示されたり、お気に入り(ブックマーク)の登録名や検索サイトの結果表示に使われます。ユーザーはタイトルからページの概要を推測し、目的の情報をたどります。  ページタイトルが付いていなかったり適切でないと、ユーザーはそのページが目的のページであるかどうか判断できなかったり、判断するまでに時間が掛かってしまいます。

視覚障害者が音声ブラウザを利用している場合・・・

多くの音声ブラウザは最初にページタイトルを読み上げる為、その時点でページ内容を推測できます。しかしタイトルがないと内容を把握するためにページ本文を読み進めなければならず、時間が掛かってしまいます。

対策方法

ポイント1 すべてのページにそのページの概要を的確に示すタイトルを付ける

HTMLでの記述

header要素内にtitle要素を用いてページタイトルを指定する。
例:<title>報道発表資料一覧(平成17年度) - 東海総合通信局</title>

 なお、フレームを使用している場合には、フレームを構成する各ページごとに役割(メニュー、本文など)に応じたタイトルを付けます。(※フレームはバリアになりやすい為、推奨しません。)

ポイント2 複数のページに同じタイトルを付けない

 複数のページに同じタイトルが付けられていると、ユーザーはページを区別することができず、目的の情報が含まれているのか判断できません。そのため各ページに固有のタイトルを付けます。

【悪い例】 それぞれのページが区別できない
画像1:ブラウザのタイトルバーの表示のイメージ例

【良い例】 固有のタイトルが付けられている
画像2:ブラウザのタイトルバーの表示のイメージ例

ポイント3 タイトルにサイト名を付ける

 タイトルの前後にサイト名を付けると、音声ブラウザのユーザーにとって有効であるだけでなく、お気に入りや検索サイトでの表示上も有効です。

【悪い例】 どのサイトのページかわからない
画像3:お気に入りへの登録のイメージ例

【良い例】 サイト名が付けられている
画像4:お気に入りへの登録のイメージ例

 サイト名を前後いずれかの位置に付けるのかなど、サイト全体を通じて統一したルールに従ってタイトルを付けましょう。

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