地方公務員数の状況

  • 地方公共団体の職員数PDFは、令和5年4月1日現在、280万1,596人。平成6年をピークとして平成28年まで一貫して減少し、その後、横ばいから微増傾向。対前年比では、2,068人の減少。
  • 部門別PDFにみると、国が定員に関する基準を幅広く定めている教育部門、警察部門、消防部門、福祉関係が約2/3を占めている。
  • 一般行政部門は、児童相談所の体制強化などの子育て支援への対応やデジタル化への対応のほか、国土強靱化に向けた防災・減災対策、観光や地方創生への対応などにより増加。
  • 団体区分別PDFにみると、都道府県の職員数は、前年と比べて減少。市町村等(市町村等には、指定都市、特別区、一部事務組合等を含む。)の職員数は、前年と比べて増加。

(令和5年地方公共団体定員管理調査結果)

部門別職員数(令和5年4月1日現在)公営企業等会計部門341,544人(12.2%) 一般行政全体942,283人(33.6%) 一般行政中、福祉関係を除く一般行政558,097人(19.9%)  一般行政中、福祉関係384,186人(13.7%)  教育部門1,066,063人(38.1%)  警察部門287,904人(10.3%)  消防部門163,802人(5.8%)  全地方公共団体2,801,596人(100.0%) 教育、警察、消防、福祉※国が定員に関する基準を幅広く定めている部門1,901,955人(67.9%)

【部門別の特色】

福祉関係を除く一般行政(議会、総務・企画、税務、労働、農林水産、商工、土木)
国の法令等による職員の配置基準が少なく、地方公共団体が主体的に職員配置を決める余地が比較的大きい部門である。
福祉関係(民生、衛生)
国の法令等による職員の配置基準が定められている場合が多く、また、職員配置が直接住民サービスに影響を及ぼす部門である。
教育部門、警察部門、消防部門
国の法令等に基づく配置基準等により、地方公共団体が主体的に職員配置の見直しを行うことが困難な部門である。
公営企業等会計部門(病院、水道、下水道、交通、その他)
独立採算を基調として企業経営の観点から定員管理が行われている部門である。
地方公共団体の職員数の推移(昭和40年〜令和5年)PDF
出典:昭和40〜49年は地方公務員給与実態調査、昭和50年以降は地方公共団体定員管理調査による(各年4月1日現在)。(昭和40〜昭和50年)教育部門:45人学級の実施等に伴う教職員の増 警察・消防:体制強化に伴う増 人口増加 等(昭和50〜昭和58年)教育部門:40人学級の実施等に伴う教職員の増 民生部門:デイサービス事業の開始(S54)に伴う増等 (昭和63年〜平成6年)民生部門:ゴールドプランの推進に伴う老人保健施設の増等 病院部門:病床数、患者数の増 土木部門:普通建設事業費の増加に伴う増等 (平成17年〜平成22年)集中改革プランによる取組により▲7.5%削減 2,802(令和5年)

【集中改革プランにおける定員管理の結果】

【参考指標による職員数等の現状・分析シート】

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