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平成29年度 SCOPE採択案件(北海道管内)

※掲載内容は、新規採択時の内容です。
※各研究開発課題名にリンクしている研究概要図等(PDF)は、新規採択時に研究代表者から提出された資料です。

【地域ICT振興型研究開発】フェーズ1(平成29年度)、フェーズ2(平成30年度、令和元年度)

広大な農地の短時間観測を可能とする固定翼自律UAVを用いた映像伝送技術の研究開発PDF

  1. 研究代表者
      上羽 正純(うえば まさずみ)(室蘭工業大学)
  2. 研究分担者
      北沢 祥一(きたざわ しょういち)(室蘭工業大学)
      古賀 禎(こが ただし)(海上・港湾・航空技術研究所)
      本田 純一(ほんだ じゅんいち)(海上・港湾・航空技術研究所)
  3. 概要
      近年、無人航空機(UAV)を用いた農地・森林観測、測量、火山等の自然現象観測事業が活発化している。このような事業のUAVはほとんど人の操縦によるマルチコプターである。このため、1農家当たり全国平均の10倍以上の約26haの農地面積を有する北海道での農作物生育状況等の観測では、そのコスト増は必然である。従って本提案では、飛行速度が速く、かつ自律制御系並びに遠隔監視制御を有する固定翼UAV及び追尾アンテナを使用した観測映像伝送技術を研究開発し、広大な農地であっても短時間に観測可能なシステムの構築により北海道ならではの問題を解決する。
  4. 期間
     フェーズ1:1か年度、フェーズ2:2か年度
     

【電波有効利用促進型研究開発】フェーズ2(社会展開促進型)

森林・河川等電波不感地帯における野生生態系の見える化PDF

  1. 研究代表者
      宮下 和士(みやした かずし)(北海道大学)
  2. 研究分担者
      小泉 拓也(こいずみ たくや)(Biologging Solutions株式会社)
      藤原 孝洋(ふじわら たかひろ)(函館工業高等専門学校)
      山口 弘純(やまぐち ひろずみ)(大阪大学)
      高井 峰生(たかい みねお)(大阪大学)
      小平 佳延(こだいら よしのぶ)(株式会社環境シミュレーション研究所)
      真船 里奈(まふね りな)(株式会社環境シミュレーション研究所)
      山口 晶大(やまぐち あきお)(株式会社環境シミュレーション研究所)
  3. 概要
      近年、生態系サービスの経済的評価手法を確立するために、野生生態系の様々な側面を定量的に可視化することが求められている。そこで本研究では、IoT技術の活用により森林・河川等電波不感地帯における野生生態系の可視化を実現することを目指す。具体的には、(1)生物装着型データロガーにより河川遡上時のサケの行動情報を取得し、得られた行動情報を水中から陸上の中継器に伝達するためのシステムを開発すること、(2)陸上中継器に回収された行動情報をクラウドシステムまで伝達するため、 電波不感地帯の森林・河川等に設置する無線ネットワークを開発すること、(3)集められた行動情報を扱うクラウドシステムの構築と同時に、得られた行動情報をマップやグラフ及び動画コンテンツとして“見える化”するためのシステムを開発すること、の3項目について研究を進める。
  4. 期間
      2か年度

【若手ICT研究者等育成型研究開発(中小企業枠)】フェーズ1

近接空間内loTデータのスクラム連携を実現する通信技術の研究開発PDF

  1. 研究代表者
      中村 勝一(なかむら かついち)(株式会社iD)
  2. 研究分担者
      永田 晃(ながた あきら)(株式会社iD)
      PHYU. PHYU KYWE(ぴゅ.ぴゅきうぇ)(株式会社iD)
      塚本 和也(つかもと かずや)(九州工業大学)
      妙中 雄三(たえなか ゆうぞう)(東京大学)
  3. 概要
      本研究開発は、各種センサやスマートフォンなどの多様なIoTデバイスから送信されるデータ間の連携を促進するため、IoTデバイスの地理的な近接性に基づく集約・多重・協調(スクラム連携 )を実現することを目指すものである。 本研究開発では、要素技術となる物理位置調和型通信技術を確立するため、物理位置調和型通信技術の実ネットワークにおける実現性検証および課題抽出と本技術に基づく、IoTデータ間スクラム連携の有効性の検証を行う。
  4. 期間
      1か年度

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