伊藤鉄男、小見山満、日出雄平、大竹邦実、田中秀明の各委員
1.
平成27年度第1回政治資金適正化委員会の議事録について、委員から了承された。
2.
事務局から「政治資金監査実務に関するQ&Aの追加について」説明が行われ、以下の意見及び質疑が交わされた後、委員から了承された。(資料1)
○ 「お尋ねの場合には、問合せの内容が公知の事実である場合や、開示することについて関係者の同意があるなど正当な理由がある場合でなければ、開示すべきではありません。」とあるが、「開示すべきではありません。」では表現として弱くないか。「開示することはできません。」としてはどうか。
→ 今回のQ&Aは、政治資金規正法の解釈として守秘義務の範囲を示すものではなく、登録政治資金監査人としての行為規範を示しているものであり、価値判断を含めた表現としている。
○ 守秘義務に違反した場合、各士業法による罰則を受けることとなるのか。
→ 政治資金監査業務について守秘義務に違反した場合は、第一義的には政治資金規正法上の罰則が適用されうる。同時に各士業法に違反している場合は、各士業法による罰則もかかりうるものである。
3.
事務局から「政治資金規正法施行規則の一部を改正する省令の概要について」説明が行われ、委員から了承された。(資料2)
4.
事務局から「登録政治資金監査人の登録者数及び研修等の実施状況」について説明が行われた。(資料3)
5.
事務局から、今後の議論の進め方等についての説明が行われた。