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平成29年度末電気通信サービス普及状況について

 平成30年3月末現在の中国地方の電気通信サービスの普及状況を取りまとめましたので公表します。

  • 主なポイント
     中国地方のLTEを含むブロードバンドサービスの契約数は、10,301,923加入となり、初めて1千万を超えました。
  1. 移動系通信

    • 中国地方のLTE(3.9−4世代携帯電話)を含む携帯電話の契約数は、7,896,676加入で、前回調査(平成29年12月末。以下同じ。)より約4.7万(0.6%)増加。
    • 移動系通信(携帯電話及びPHS)のサービス別の契約数では、PHSの契約数は、70,732加入となり、前回調査より約0.6万(8.1%)減少。PHSの契約数は、平成26年3月末ピーク時(204,963加入)の34.5%にまで契約数が減少。また、第3世代携帯電話の契約数は、2,192,244加入と、前回調査より約20.7万(8.6%)減少している状況。
    • 他方、LTEの契約数は、5,704,432加入で、前回調査より約25.4万(4.7%)増加。特に、広島県の伸び率は6.1%増で、全国平均伸び率を1.1ポイント上回っており、都道府県別の人口普及率は第5位。
    • 以上から、中国地方の移動系通信は、PHS・第3世代携帯電話からLTEへの移行が進んでいる状況。
  2. ブロードバンドサービス

    • 中国地方のLTEを含むブロードバンドサービスの契約数は、10,301,923加入で、前回調査より約35.4万(3.6%)増加。
    • 契約数の主な内訳では、BWAアクセスサービスの加入契約は、約264万加入と、前回調査より約9.9万(3.9%)増加。
    • また、固定系ブロードバンドの状況では、FTTHアクセスサービスが約158万加入と、前回調査より0.5万(0.3%)増加した一方、DSLアクセスサービスは約15.5万加入で、前回調査より0.6万(3.5%)減少。

     以上のように、中国地方の移動系・固定系を含めた電気通信サービスについては、PHS・第3世代携帯電話・DSLからLTE、BWA、FTTHへと移行している状況にあります。

    【別添資料】
    【参考】ブロードバンドサービスの種類
    ブロードバンドサービス   FTTH、DSL、CATV、FWA、BWA及びLTE(3.9−4世代携帯電話アクセスサービス)の各アクセスサービスをいいます。
    FTTHアクセスサービス   光ファイバー回線でネットワークに接続するアクセスサービス(集合住宅内等において、一部に電話回線を利用するVDSL等を含む)をいいます。
    DSLアクセスサービス  電話回線(メタル回線)でネットワークに接続するアクセスサービス(ADSL等)をいいます。
    CATVアクセスサービス   ケーブルテレビ回線でネットワークに接続するアクセスサービスをいいます。
    FWAアクセスサービス   固定された利用者端末を無線でネットワークに接続するアクセスサービスをいいます。
    BWAアクセスサービス   2.5GHz帯を使用する広帯域移動無線アクセスシステム(WiMAX等)でネットワークに接続するアクセスサービスをいいます。
    LTE(3.9−4世代携帯電話)アクセスサービス   携帯電話等を用いて3.9−4世代移動通信システムでネットワークに接続するアクセスサービスをいいます。
連絡先
情報通信部電気通信事業課
電話:082-222-3375

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