「スマホ時代の子育てセミナー」を会場・オンライン併用で開催

　中国総合通信局（局長：小原 弘嗣）は、令和6年3月2日（土）、広島県、広島市教育委員会、スマートフォン時代に対応した青少年のインターネット利用に関する中国連絡会及び広島市電子メディア協議会との共催により、「スマホ時代の子育てセミナー」を開催しました。
　本セミナーでは、青少年がインターネットを利用する際に気をつけるべき様々なトラブルや、誹謗中傷相談窓口の取組等について、中国地方の保護者、教育関係者等を対象に講演を行いました。当日は会場（広島市東区）とオンライン参加を合わせて計72名が聴講しました。
　講演の概要は次のとおりです。

◎講演1「みんなの情報モラル講座」〜より良いコミュニケーションを目指して〜
（講師：ソフトバンク株式会社 CSR本部 参与 増原伸 氏）
　青少年のインターネット利用の現状や、ゲーム・ネット依存、ネット詐欺といった様々なトラブルについて紹介された後、トラブルを防止するために重要な「ペアレンタルコントロール」について、フィルタリング機能や年齢別のフィルタリング設定の方法、保護者と子供との関わり方を説明されました。

◎講演2 インターネット上の誹謗中傷に対する民間ホットラインの取組について
（講師：一般社団法人セーファーインターネット協会 事務局長 中嶋辰弥 氏）
　「誹謗中傷ホットライン」を運営されている民間団体の立場から、実際の事例も交えて誹謗中傷の実態を紹介されたほか、どのような内容が誹謗中傷に当たるのか、誹謗中傷をしないためにはどのようなことを心がける必要があるのか、などについて説明されました。また、偽・誤情報に対する取組についても簡単に紹介されました。

【セミナーの様子】

（講演1）	（講演2）※リモート講演

　講演後、広島市教育委員会等が主催した「令和5年度電子メディア啓発動画等コンテスト」の受賞作品を上映しました。
・広島市教育委員会 令和5年度電子メディア啓発動画等コンテスト 受賞作品
（広島市公式YouTubeチャンネル）
https://www.youtube.com/playlist?app=desktop&list=PL1IFDP-3zM-PvKMnQh7jBVtXx40S2XKP9

　中国総合通信局では、青少年の安心・安全なインターネット利用環境整備に向けて、今後も関係者と協力し、周知啓発に取り組んでまいります。
（電気通信事業課）