総務省トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 中国総合通信局 > 広島市で「情報通信セミナーin広島2015」を開催

広島市で「情報通信セミナーin広島2015」を開催

〜オープンデータやビッグデータ活用に向けて〜

 中国総合通信局(局長:黒瀬泰平)は、一般社団法人テレコムサービス協会中国支部との共催により、「情報通信セミナーin広島2015〜オープンデータやビッグデータ活用に向けて〜」を平成27年3月3日に広島市内で開催し、一般企業、通信事業者、行政機関などから約60名の参加がありました。

 本セミナーは、近年、事業のより一層の発展や経営課題の解決などを図るため、オープンデータやビッグデータの活用が期待されている中で、オープンデータの政策動向やビッグデータに関連する動向等について、専門家の講演により、理解を深めてもらうことを目的として開催したものです。

 講演に先立ち、中国総合通信局 情報通信部長 山下博彦から、「オープンデータ、ビッグデータの活用は、ICT産業のみならずあらゆる分野の産業における競争力の維持・向上に繋がるものであり、国内外の政策動向や活用事例も参考にして、中国地方においても地域住民や企業がこの分野に対する意識を変え、データ利活用の定着・拡大を図る流れになれることを期待します。」と挨拶しました。

 続いて、2つの講演が行われました。

 「オープンデータの政策動向とビッグデータがもたらす新事業の創出」と題する講演では、総務省情報流通行政局情報流通振興課 課長補佐 梶原亮氏が、オープンデータを活用した各種実証実験や事例等を紹介し、「今後は、オープンデータと各ビジネス主体が保有しているビッグデータを組み合わせることによって新しいビジネスモデルを構築する視点が重要となる。」と説明しました。

 続いて、「ビッグデータ・データサイエンスが情報通信業界にもたらす影響」と題する講演があり、野村総合研究所のICT・メディア産業コンサルティング部の鈴木良介氏は、「ビックデータそのものに価値があるわけでは無く、データの解釈によって、人々の振る舞いを変え、顧客価値へとつながることで初めて売上につながるものである。」と述べられました。

 中国総合通信局では、今後も地域においてオープンデータの流通及び活用を推進するため、様々な取り組みを行ってまいります。

 
 

PDF版はこちらPDF[618KB]


講演1「オープンデータの政策動向と
ビッグデータがもたらす新事業の創出」
講師 情報流通振興課 梶原補佐 

講師2「ビッグデータ・データサイエンスが
情報通信業界にもたらす影響」
講師 野村総合研究所 鈴木氏 

 

 

連絡先
 情報通信部電気通信事業課/電話:(082)222−3375

ページトップへ戻る