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「非常通信セミナー」を開催

 中国総合通信局(局長:黒瀬泰平)は、中国地方非常通信協議会との共催により、6月3日(水)、KKRホテル広島(広島市中区)において、「非常通信セミナー」を開催し、約140名の参加がありました。
 同セミナーでは、内閣府中央防災会議専門委員や広島市の「8.20豪雨災害における避難対策等検証委員会」委員などを歴任された静岡大学防災総合センターの牛山素行教授をお招きし、「豪雨災害と災害情報」と題し、ご講演をいただきました。
  牛山先生は、豪雨災害・津波災害を中心として、全国各地の災害で現地調査を行い、災害情報の利活用や避難行動などの研究調査をされています。
 講演では、豪雨災害に関する避難や防災上の基本的な考え方、豪雨災害によってどのような人的被害が発生しているか、地域の自然の特徴を知ることが防災上大変重要であること、さまざまな災害情報とその利活用に関する諸課題など、豪雨災害に対する避難の基本から実例を踏まえながら、さまざまな災害情報を如何に利活用していくかについて、講演いただきました。
 聴講者からは、「防災に関わる者が、今、何をすべきか、新たな課題も発見できた。」などの意見が寄せられ、豪雨災害における避難勧告等の災害情報をどのように理解し活用していくかについて認識を新たにする良い機会となりました。












         静岡大学 教授 牛山 素行 氏                                     会場の様子
 

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防災対策推進室/電話:(082)222-3398

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