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広島市で「小型無人機利活用セミナー」を開催

〜 機器展示会及びデモ飛行を実施 〜

  中国総合通信局(局長:黒瀬泰平)は、中国経済連合会、広島商工会議所、中国電子タグ(RFID)利活用研究会及び中国情報通信懇談会との共催により平成27年6月18日(木)、広島県立広島産業会館(西展示館)において、小型無人機に関する技術や安全対策など、将来展望を正しく理解していただくことを目的に、「小型無人機利活用セミナー」を開催し、288名の参加がありました。

  最初に、機器展示の出展企業等から小型無人機に関するプレゼンテーションを行った後、実際の操作によるデモ飛行が実施されました。次に、中国総合通信局 黒瀬局長からの挨拶の後、同局林無線通信部長から政府における小型無人機に関する取り組み状況の報告がありました。続いて、基調講演では、千葉大学 野波特別教授から「ドローンの現状技術と将来展望」と題し、小型無人機(ドローン)の動向及び今後の市場予測に言及し、また、ドローンの分類、特徴、その他、数々の利活用事例、運用ルールの方向性等について詳しく分かりやすいご講演をいただきました。その後、機器展示やデモ飛行等が実施された後、最後に、広島国際大学 齋(いつき)教授(中国情報通信懇談会電波利用促進部会 部会長)から参加者へのお礼の挨拶をいただき終了しました。 

  参加者からは、「実機の迫力はすごい。」「現在と将来的な技術動向が理解できた。」「活用分野が多数有り、今後の利活用が期待できる。」など、大変参考となった、有意義であったという多数のご意見をいただきました。一方、会場には安全対策用ネットを設置していましたが、「デモ飛行等の際には飛行体に近づくと危険であることをもっと説明・理解していただくのもイベントの課題」といったご意見もいただきました。

  中国総合通信局では、地域の課題解決のため、今後も各地で電波の利用促進や新たな技術の紹介等を行うセミナー等の開催とともにイベント等での安全対策についてもさらに取り組んでまいります。

  なお、講演資料の一部は、中国情報通信懇談会HP(http://www.cic-infonet.jp/section/activity/pdf/150618_1.pdf)に掲載しています。



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講演会場の模様 

機器展示会場の模様

 

 

連絡先
  無線通信部企画調整課/電話:(082)222−3355

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