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平成27年度 SCOPE 新規研究開発課題の採択通知書を交付

〜中国管内で地域ICT振興型研究開発(フェーズI) 2件を採択〜

  中国総合通信局(局長:黒瀬泰平)は、平成27年度戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)に新規採択された研究開発課題2件について、平成27年7月27日(月)、当局において採択通知書の交付式を行いました。
  交付式では、黒瀬局長から研究代表者の岡山大学大学院 自然科学研究科 阿部教授及び広島市立大学大学院 情報科学研究科 難波教授に対して採択通知書を交付しました。
  交付後の歓談の中で、両名は研究開発の概要と今後の抱負を語り、黒瀬局長から実用化に向けた研究開発への期待の言葉が述べられました。
  中国総合通信局では、今後も研究開発と社会実装の両面で、先進的ICT利活用モデルの構築を支援していきます。

  新規採択された研究開発課題の概要は、次のとおりです。
 
課題名 地域活性化政策立案のための音響信号による“賑い度”調査プラットフォームの研究開発
研究代表者 阿部 匡伸 (岡山大学大学院 自然科学研究科 教授)
研究分担者 原 直 (岡山大学大学院 自然科学研究科 助教)
黒田 克己 (株式会社リオス 本社技術部長)
小野 勉(株式会社リオス 本社技術部 チーフエンジニア)
前川 雄祐(株式会社リオス 本社技術部)
概要 スマートフォンで収録した音響信号を、音の種別の識別器により音声、車の音、その他の騒音に分類し、これと騒音レベルとを組み合わせて「賑い度」を推定する。また、スマートフォンのセンサ情報により歩行中、操作中の状態を判別するとともに、ノイズとなる音(足音、画面をタップする音)の周期性、周波数特性、パルス状の時間振幅を利用してノイズとなる音を除去し、スマートフォン操作中でも正しい賑い度を推定する。
研究期間 3か年度
 
課題名 訪日外国人旅行者を対象とした地域情報マイニング技術の研究開発
研究代表者 難波 英嗣(広島市立大学大学院 情報科学研究科 准教授)
研究分担者 竹澤 寿幸 (広島市立大学大学院 情報科学研究科 教授)
奥村 学 (東京工業大学 精密工学研究所 教授)
倉田 陽平 (首都大学東京 都市環境科学研究科 准教授)
石野 亜耶 (広島経済大学 経済学部ビジネス情報学科 助教)
概要 開かれた真の国際都市の形成実現のため、訪日外国人旅行者を対象にして、旅行ブログエントリから抽出される旅のノウハウに関する情報について、地域固有のものか、あるいはより広範囲に関するものかを自動分類、旅行者に提供する情報インフラを開発する。
研究期間 2か年度
 



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交付式の様子

歓談の様子

左から阿部氏、黒瀬局長、難波氏



 
連絡先
  情報通信部情報通信連携推進課/電話:(082)222−3408

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