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「放送セミナー2015」を開催

〜ラジオと地域、ラジオの未来像〜

  中国総合通信局(局長 黒瀬 泰平)は、 中国情報通信懇談会との共催により、平成27年11月6日(金)、広島市において、「ラジオと地域、ラジオの未来像」をコンセプトとして「放送セミナー2015」を開催し、放送関係者のみならず、通信事業者、電器商、IT関係者、大学、その他地域の一般企業や個人など111名の参加がありました。
  今年は、我が国でラジオ放送が開始され、90周年にあたります。このセミナーは、国全体で「地方創生」に取り組んでいる今、ラジオが地域メディアとしてどのような役割を担っていくのか、また、今後のラジオの未来像について紹介することを目的に開催したものです。
  最初に、「ラジオと地域 〜ローカルラジオ局の制作現場〜」をテーマに、山口放送(株) 赤P氏から『地域の情報を地域へ、全国の情報を地域へ、地域の情報を全国(世界)へ』と題し、地域を元気にする番組作りと情報発信や災害に備えた受信環境の整備等について、ご講演をいただきました。続いて、広島エフエム放送(株) 山本氏からは『FMは、脱ラジオか、MOREラジオか!』と題し、高音質を特徴にした番組作りから、近年の多様なメディアやツールの中で模索しながらの番組作りの変遷やFMラジオの将来像について、ご講演いただきました。
  次に、「ラジオの未来像 〜radikoの挑戦〜」をテーマに、(株)radiko 香取氏から『ラジオと青春、そしてIPとの出会い』と題し、日本全国に配信するIPサイマル放送の特徴や概要、また、新たな付加価値を模索する中で、今後ラジオはどう進化するのか、国際動向も参照しながらラジオの未来像について、ご講演いただきました。
  参加者からは、「ラジオがどのように地域と関わっていくのか考えていく必要がある。」など、具体的な意見・質問をいただきました。
参加者のアンケートからは、「今よりラジオやradikoへの関心が高まった。」「今後ラジオに期待することは地域密着。」などの意見をいただきました。
  中国総合通信局では、今後も放送メディアの地域貢献やさまざまなシーンでの利活用を促進してまいります。
  なお、講演資料の一部は、中国情報通信懇談会HPに掲載しています。
  (http://www.cic-infonet.jp/section/broadcasting.htm


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主催者挨拶 中国情報通信懇談会
吉田 彰顎 放送部会長

意見交流の様子

連絡先
  放送部放送課/電話:(082)222−3382

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