IoTの導入・利活用は、業務の効率化やコスト削減を可能とし、企業等において、業務改善や新たな価値・ビジネスの創出を図る有効な手段として大きな期待が寄せられています。
中国総合通信局(局長:元岡 透)では、平成29年11月15日(水)、ホテルメルパルク広島(広島市)において、中国情報通信懇談会、中国地域ICT産学官連携フォーラムとの共催による「IoT入門セミナー」を開催しました。
本セミナーは、IoT導入のメリットや留意点を理解することにより、IoT導入を促進すること等を目的とし、IoT導入に関心のある企業等から42名の参加がありました。
セミナー開催にあたり、主催者である中国総合通信局情報通信部長 野尻 誠が、「IoTの利活用により、業務の改善や課題の発見、ビジネスチャンスの創出が期待されています。IoTの講義だけでなく、ワークショップを通じて、自社に適したIoT導入の手がかりを見つけていただくことを期待しています。」と挨拶しました。
専門家による講義では、IoTの基礎知識をはじめ、分野別の導入・利活用の事例紹介、IoTの技術、電波法などの関連法制度、セキュリティ対策などについて説明がありました。
最後に、ワークショップ形式により、IoT導入の進め方について、ワークシートを使用し、参加者が自社の課題の洗い出しやその解決策を考えた後、周囲の人とグループになり意見交換を行いました。さまざまな業種の参加者が活発な議論を行い、自社でIoTをどう活用するかを考える良い機会となりました。
会場後方には、センサーなどの簡易なシステムを活用した、農業におけるIoT利活用を体験できる実機デモコーナーも設けられ、休憩時間には、参加者が、デモを体験しながら、講師に熱心に質問する様子が見られました。
中国総合通信局では、今後も中国地方の自治体、民間企業相互の連携を図り、ICT利活用により活力ある地域社会の創生に取り組んでまいります。
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主催者挨拶 中国総合通信局
情報通信部 部長 野尻 誠
講義の様子
IoT実機デモの展示
セミナー全体の模様
連絡先
情報通信連携推進課/電話:082-222-3408 |