中国総合通信局(局長:元岡 透)は、中国情報通信懇談会と共催し、「サイバーセキュリティセミナーin 松江 2018」を平成30年2月28日(水曜日)に島根県松江市内で開催しました。
本セミナーは、サイバーセキュリティ月間(2月1日〜3月18日)の参加行事として、安心・安全な情報通信ネットワーク社会の実現を目指し開催したもので、情報通信関連企業や行政機関などから35名の参加がありました。セミナーでは、 国及びセキュリティ関連事業者から3名の講師を迎え、サイバーセキュリティに関する最新動向や政策、セキュリティ対策の重要性等についてご講演いただきました。
講演の概要は以下のとおりです。
講演I
演題:「IoTセキュリティ総合対策」について【5.3MB】
講師:総務省情報流通行政局総務省情報流通行政局サイバーセキュリティ課 課長補佐 澤谷 航
概要:
サイバー攻撃の状況、政府全体のサイバーセキュリティ戦略の取組、IoT機器・サービスが普及する中で実際に発生しているIoT
機器に対するサイバー攻撃の事例、サイバーセキュリティの確立のために総務省が力を入れているIoTセキュリティ総合対策の取
組内容など、サイバー攻撃の実情と最新のセキュリティ政策について掘り下げて紹介。
講演II
演題:事例に学ぶ情報セキュリティ対策
講師:株式会社エネルギア・コミュニケーションズ ソリューション営業推進部 マネージャー 田中 一弘 氏
概要:
ランサムウェアなどによる被害やIoTデバイスを狙った攻撃など昨今のトピックの紹介、身近な実例から学ぶサイバーセキュリティ
対策の教訓と取り入れるべき対策、セキュリティシステムの構築事例の紹介などを通じて、セキュリティ対策の必要性について。
講演III
演題:儲けながらセキュリティレベルを上げる情報化の進め方【2.2MB】
講師:セコム山陰株式会社 システムデザイン部部長 西村 元宏 氏
概要:
クラウドサービスを活用することによって高いセキュリティレベルを確保しながら経済的かつ効率的にITシステムを構築する方法
やIT化の推進による業務改善事例の紹介、クラウドサービスを活用する際に注意すべきことなど、情報化を推進するためのIT投資の重要
性やその際の注意点について。
中国総合通信局では、今後もセミナー等を通じて、日々進化・深化するサイバー攻撃に対するサイバーセキュリティ対策の周知啓発に取り組んでまいります。
連絡先:情報通信部電気通信事業課/電話:082-222-3375 |