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広島市で「IoT入門(体験型)セミナー」を開催〈IoT基礎知識から導入手順まで体験型で人材育成を支援〉

 IoTの導入・利活用は、業務の効率化やコスト削減を可能とし、企業・団体等において、業務改善や新たな価値・ビジネスの創出を図る有効な手段として大きな期待が寄せられています。

 中国総合通信局(局長:長塩 義樹)では、平成30年12月13日(木)、イノベーション・ハブ・ひろしまCamps(広島市)において、中国経済産業局、広島県、中国情報通信懇談会及び中国地域ICT産学官連携フォーラムと共同により「IoT入門(体験型)セミナー」を開催しました。
 本セミナーは、IoT導入のメリットや留意点を理解することにより、IoT導入を促進すること等を目的とし、IoT導入に関心のある企業・団体等から38名の参加がありました。

<セミナー>

第1章 IoTの基礎知識
  • IoTとは
  • IoTの導入、利活用による効果
  • IoTの導入、利活用の例
第2章 IoTの技術関連法制度
  • IoTの技術
  • 電波の有効利用
  • IoTのセキュリティ対策
  • IoT関連の標準化動向
第3章 IoTの活用
  • IoT導入の進め方
  • ビジネス課題設定
  • ワークショップ

 専門家による講義では、IoTの基礎知識をはじめ、分野別の導入・利活用の事例紹介、IoTの技術、電波法などの関連法制度、セキュリティ対策などについて説明がありました。

<実機の操作体験>
 4名から5名ごとのグループに分かれ、プログラミング体験、センサからデータを取得し、それを可視化するプロセスの体験およびAIによる画像認識を体験しました。IoT機器を実際に操作・体験することで、IoT関連技術に関してより深い理解を得る機会となりました。

<ワークショップ>
 最後に、ワークショップ形式により、IoT導入の進め方について、ワークシートを使用し、参加者が自社の課題の洗い出しやその解決策を考えた後、グループ内で意見交換を行いました。さまざまな業種の参加者が活発な議論を行い、自社でIoTをどう活用するかを考える良い機会となりました。

<デモ機器展示>
 会場内には、センサなどの簡易なシステムを活用した、IoT利活用を体験できる実機デモコーナーも設けられ、休憩時間には、参加者が、デモを体験しながら、講師に熱心に質問する様子が見受けられました。

 中国総合通信局では、今後も中国地方の自治体、民間企業相互の連携を図り、ICT利活用により活力ある地域社会の創生に取り組んでまいります。

主催者挨拶 中国総合通信局情報通信部部長 野尻 誠

主催者挨拶 中国総合通信局
情報通信部部長 野尻 誠

講義の様子

講義の様子

IoT実機デモの展示

IoT実機デモの展示

実機体験の模様

実機体験の模様

連絡先
  連絡先:情報通信連携推進課/電話:(082)222−3408

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