中国総合通信局(局長:本間 祐次)は、令和2年2月17日(月)、呉市役所(広島県呉市中央4丁目1番6号)において、大規模災害を想定した通信サービス復旧訓練を実施しました。
本訓練には、総務省(本省及び中国総合通信局)、広島県、呉市、西日本電信電話(株)、(株)NTTドコモ、KDDI(株)、ソフトバンク(株)、陸上自衛隊第13旅団及び海上自衛隊呉地方総監部が参加しました。
本訓練は、平成30年7月豪雨による被災を想定して、各機関のリエゾンが派遣先の状況を把握し、課題や問題点を特定し、具体的な対応の検討を行うという流れで行い、災害復旧の過程で必要となる4つの要素、「1.状況把握」「2.目標」「3.対策」「4.資源」の流れに沿ってシナリオを読み上げるなど図上実施としました。
また、この訓練に併せて、訓練参加機関による通信サービスを復旧するための車両等の機材展示を行い、多くの市民の方に見学いただきました。
訓練後、有識者として本訓練にご参加いただいた広島大学 防災・減災研究センター長の土田 孝特任教授から、「防災における通信の役割は大きくなっており、この様な訓練は非常に有意義である」との講評がありました。
今後も、中国総合通信局では、関係団体と連携して防災訓練に取組み、地域のさらなる安全・安心の確保に努めてまいります。