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「スマホ時代の子育てセミナー」をオンライン開催

 中国総合通信局(局長:和久屋 聡)は、令和4年3月5日(土)、令和4年「春のあんしんネット・新学期一斉行動」の一環として、広島市教育委員会、スマートフォン時代に対応した青少年のインターネット利用に関する中国連絡会及び広島市電子メディア協議会との共催により、会場とオンラインを併用し「スマホ時代の子育てセミナー」を開催しました。

 近年、青少年のインターネットの利用時間は、オンラインゲーム、動画、SNS等の様々なサービスの普及とともに、年々増加する傾向にあります。それに比例して、スマホ依存症やSNS等を通じた誹謗中傷の被害は、深刻な問題となっています。本セミナーでは、これらの問題に焦点を当て、中国地方の教育関係者、保護者等を対象とした講演を行い、総勢54名の方に聴講いただきました。

講演1:「青少年のインターネット・ゲーム依存について」
  • 講師:医療法人せのがわ 瀬野川病院
    医師 冨田 洋平氏 及び 心理療法士 田中 奈津子氏
 依存症が脳や身体の発達にどのような影響を及ぼすのか、依存症の背景にはストレスや対人関係の問題など、どのような要因があるのか、また、家族や周囲の人々の関わり方として、インターネットやゲームを単に禁止するのではなく、どのように子供の心を理解し寄り添うことが必要であるのか、等のお話をいただきました。
講演2:「インターネット上の誹謗中傷について」
  • 講師:中国総合通信局 情報通信部 電気通信事業課長 末原 祐二
 総務省の「プラットフォームサービスに関する研究会」中間とりまとめ等に基づき、インターネットを通じたコミュニケーションの特性や、誹謗中傷を書き込む人の動機について説明した上で、総務省における最近の誹謗中傷対策の取組を紹介しました。

 中国総合通信局では、青少年の安心・安全なインターネット利用環境整備に向けて、今後も関係者と協力し、周知啓発に取り組んでまいります。
(電気通信事業課)

講演1 冨田氏 講演1 田中氏
(講演1) 冨田 洋平氏 (講演1) 田中 奈津子氏
講演2 末原課長
(講演2) 末原 祐二 電気通信事業課長

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