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電波の安全性に関する説明会を倉敷市で開催

 中国総合通信局(局長:和久屋 聡)は、令和4年10月7日(金)、ライフパーク倉敷(岡山県倉敷市)において、倉敷市との共催により、会場とWebの2つの聴講方法による「電波の安全性に関する説明会」を開催しました。
 本説明会は、近年、スマートフォンや無線LANなどの普及により、電波が私たちの生活に身近で、なくてはならない存在となるとともに、5G(第5世代移動通信システム)対応スマートフォンなど、身近にある電波に対する不安を解消し、電波の安全性について正しい理解を深めていただくことを目的に開催しました。
 講演1では、総務省総合通信基盤局 電波部電波環境課 藤原史隆 課長補佐から「電波の安全性に関する総務省の取組」について、電波防護指針、5Gの健康への影響及び最新の研究や国際動向、医療機器等に与える影響の防止などを解説しました。
 続いて、講演2では、名古屋工業大学大学院 工学研究科 教授(同大学先端医用物理・情報工学研究センター長) 平田 晃正氏から、「身のまわりで生じる電波からの人体防護〜5Gに関連する話題を中心に〜」についてご講演いただきました。平田教授は、電波の性質、国内外の電波の安全基準や人体への影響などについて、リスクの考え方を交えて分かりやすく解説されました。
 本説明会は、会場には倉敷市の行政関係者や市民など、34名の参加があり、Web配信では電気通信事業者等の関係団体から93名の方に聴講いただきました。
 本説明会では、参加者から質問の時間を多めに設け、講演者2名が対談する形式で質問に答える形としました。
 聴講者からのアンケートでは「日常生活で受ける電磁波(5Gを含む)では人体の影響が非常に低いということがわかった。改めてネットの情報を鵜呑みにするのは危険だと思った。」「電磁過敏症については、ご心配されている方が周囲にもいる。そういった方々に少しでも安心していただけるよう相互理解を深めていきたい。」との声が寄せられました。
 中国総合通信局では、引き続き、安心・安全に電波を利用していただくための取組を実施してまいります。
(電波利用環境課)
開会挨拶:倉敷市 市長 伊東 香織 氏

開会挨拶:倉敷市
市長 伊東 香織 氏

講演1:総務省総合通信基盤局 電波部電波環境課 課長補佐 藤原 史隆

講演1:総務省総合通信基盤局
電波部電波環境課 課長補佐 藤原 史隆

講演2:名古屋工業大学大学院 教授 平田 晃正 氏

講演2:名古屋工業大学大学院
教授 平田 晃正 氏

閉会挨拶:中国総合通信局 局長 和久屋 聡

閉会挨拶:中国総合通信局
局長 和久屋 聡

会場の様子

会場の様子

質疑応答の様子

質疑応答の様子

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