「令和4年度島根県総合防災訓練」において臨時災害放送局を開設
中国総合通信局(局長:和久屋 聡)は、令和4年10月16日(日)、隠岐文化会館(島根県隠岐郡隠岐の島町)ほかにおいて実施された「令和4年度島根県総合防災訓練」に参加しました。
今回の訓練は、大雨により隠岐の島町内各地で川の氾濫等に伴う浸水被害や土砂崩れが発生、孤立した地区で負傷者が多数発生している想定で実施されたもので、当局ほか島根県内の地方公共団体、防災関係機関及び電気通信事業者等44団体、住民含め約550人が参加し、離島という本土から離れた環境において、航空自衛隊所属C−2輸送機など2機、陸上自衛隊所属CH−47輸送ヘリコプターなど2機、海上保安庁所属ヘリコプター「みほづる」ほか合計7機の航空機、海上自衛隊所属多用途支援艦「ひうち」、海上保安庁所属巡視船「おき」ほか合計4隻の船舶及び陸上自衛隊所属偵察用バイク等が参加することで、より災害発生時の被災者対応や各機関の連携に資する訓練となりました。
当局では災害時の情報伝達手段である通信・放送を確保するため、同総合防災訓練メイン会場に臨時災害放送局を開設して周波数76.1MHz(50W)でデモ放送等を実施しました。
なお、デモ放送にあたっては、事前に寄せられた島根県からの要望により、同会場での主催者等挨拶(島根県知事及び隠岐の島町長)音声を機器接続して放送し、避難所等でも住民が視聴できる受信環境の実証も行ったほか、当局が保有する災害対策用移動通信機器も展示し、ブースへの来場者に対して災害対応等に関する説明を行いました。
今後も、中国総合通信局では、総合防災訓練等に積極的に参加し、災害発生時における支援体制を拡充するなど、地方公共団体をはじめとする関係機関との一層の連携強化、地域の更なる安全・安心の確保に努めてまいります。
(防災対策推進室)
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