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「令和5年度岡山県・新見市総合防災訓練において災害対策支援用機器を展示」
〜災害時にもつながりやすい「公共安全LTE」を展示〜

 中国総合通信局(局長:小原 弘嗣)は、令和5年11月19日(日)、新見市立新見南中学校(岡山県新見市)ほかにおいて実施された「令和5年度岡山県・新見市総合防災訓練」に参加しました。
 本訓練は、鳥取県西部を震源域とする地震発生による被害を想定し、県・市町村と防災関係機関等が一体となった実践的な運携訓練を実施することにより、総合的な災害対応力の向上及び県民の防災意識の高揚を図ることを目的として行われたものです。
 当日は、岡山県内の地方公共団体、防災関係機関及び電気通信事業者等48団体が参加し、避難所・救護所の開設・運営やドローンによる被害状況関の確認など実践的な訓練が行われるとともに、防災関係の取組や製品等を紹介する展示ブースも設置されました。
 当局では、FMの電波で災害情報や避難所情報等の放送を行う臨時災害放送局設備、災害復旧活動の連絡手段として活用する移動通信機器等のほか、携帯電話のLTE技術により公共安全機関(警察、消防、自衛隊等)が共同で利用する無線システム「公共安全LTE」を展示しました。
 同システムのネットワークにはユーザ専用のコア設備が整備されており、かつ2社の携帯電話回線を使用できるため災害時にもつながりやすいという特徴を有しており、岡山県副知事や新見市長をはじめ多くの来場者に説明を行って、通信・放送確保の重要性についてご理解いただきました。
 当日は、自治体や防災関係者などのほか、家族連れの方々もブースを訪れ、当局の取組の説明を熱心に聞いていただいたり、無線機の操作体験などをしていただきました。
 今後も、中国総合通信局では、総合防災訓練等に積極的に参加し、地方公共団体をはじめとする関係機関との一層の連携強化を図るとともに、災害発生時における支援体制を拡充し、地域の更なる安全・安心の確保に努めてまいります。(防災対策推進室)
中国総合通信局 展示ブースの全景

中国総合通信局 展示ブースの全景

小原局長より公共安全LTEを説明

小原局長より公共安全LTEを説明
( 左より岡山県副知事、新見市長、小原局長)

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