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広島県熊野東防災交流センターまつりで臨時災害放送局の開設訓練を実施 

  中国総合通信局(局長:小原弘嗣)は、令和6年3月2日(土)、熊野東防災交流センター(広島県安芸郡熊野町)で行われた「熊野東防災交流センターまつり(主催:熊野東防災交流センター、熊野町)」において、臨時災害放送局(地方公共団体等が臨時かつ一時的に開設することのできるFMラジオ放送局)の開設訓練を実施しました。
 熊野町では、平成30年豪雨の経験を踏まえ、大規模自然災害が発生し、防災行政無線が被害を受けたことで情報配信が行えなくなったとの想定で臨時災害放送局を開設し町民に情報配信を行うための手段を確保するものです。
 また、今回の訓練では、中国総合通信局の「臨時災害放送局の開設支援サポータ」に登録されている株式会社FMはつかいち及び株式会社NHKテクノロジーズの協力を得て中国総合通信局と熊野町とで、臨時災害放送局設備の貸与及び開設手順や運用方法などを確認するなどに対応が行われました。
 なお、「株式会社FMはつかいち」からは、アナウンス技術指導を、「株式会社NHKテクノロジーズ」からは臨時災害放送局設備の搬送と設置の協力が行われました。
 訓練当日の放送は、周波数77.3MHz、空中線電力50Wで実際に電波を10時から15時まで発射して実施し、平成30年7月豪雨の振り返りや「熊野東防災交流センターまつり」の様子、さらに「広島県みんなで減災」推進大使である磯貝修也氏による防災講演の模様なども配信されました。
 中国総合通信局では、大規模災害時において被害情報や避難情報等を地域住民に確実に提供するための手段の一つとして臨時災害放送局を活用できるよう、今後も地方公共団体主催の防災訓練に積極的に参加し関係団体と連携して訓練に取り組み、地域の更なる安心・安全の確保に努めてまいります。(放送課)

会場(1)

会場(2)

NHKテクノロジーズによる設置支援(1)

設置支援(2)

防災講演会
放送スタジオ

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