総務省トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 中国総合通信局 > 「サイバーインシデント対応勉強会in米子」を開催

「サイバーインシデント対応勉強会in米子」を開催

 中国総合通信局(局長:小原 弘嗣)は、令和6年7月19日、中国財務局、中国経済産業局、中国情報通信懇談会及び中国地域サイバーセキュリティ連絡会との共催、並びに鳥取県サイバーセキュリティ対策ネットワークの後援により、「サイバーインシデント対応勉強会in米子」を鳥取県米子市の「米子市文化ホール」において開催しました。
 勉強会には、情報通信業、放送業、金融機関、医療関係者、行政関係者など、幅広い分野の企業・団体から38名の方が参加されました。
 勉強会では、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)のサイバーセキュリティ研究所ナショナルサイバートレーニングセンター長である園田道夫氏が講師を務められ、『インシデント対応基本のキ』と題して、講義とグループディスカッションが行われました。
 講義では、社内において不審メールを受信した際の初期対応や、不審な添付ファイルを発見した際の注意喚起・ログ調査等について説明がありました。その後、グループ毎に講師から提示された複数の課題に対して、ディスカッション及び発表が行われました。
 また、会場内では、鳥取県サイバーセキュリティ対策ネットワークのご協力により、サイバー攻撃の脅威について注意喚起する動画を再生し、サイバーセキュリティの重要性を認識していただきました。
 勉強会終了後に実施した参加者アンケートでは、
  • インシデント発生に関する情報を組織内で共有したい。
  • 初期対応を間違わないようマニュアルの整備を進めておく。
などの意識向上に繋がる感想が多数寄せられたほか、
  • サイバーインシデント事案が発生した際の相談窓口が定まってない。
  • 社員間でサイバーインシデントに関する意識や知識の差が大きく、情報発信などに苦慮している。
などといった課題も挙げられました。
 中国総合通信局では、中国地域のセキュリティレベルの底上げを図るため、引き続き、関係機関と連携して、サイバーセキュリティの人材育成に資する取組やサイバーセキュリティ情報の共有を行うなど、サイバーセキュリティ対策の推進に取り組みます。(サイバーセキュリティ室)
【勉強会の様子】
展示の様子

講師:園田 道夫 氏

展示の様子

講演の様子

展示の様子

グループディスカッションの様子

展示の様子

展示の様子

 

 

 


 

ページトップへ戻る