「ICT Expo 2025」を開催
<地域課題の解決に向け、ICTソリューションや施策・事例を紹介>
中国総合通信局(局長:梅村研)は、令和7年1月16日及び17日に、くにびきメッセ(島根県松江市)において、地元自治体や関係団体との共催により、ICTソリューションの展示会とセミナーで構成するイベント「ICT Expo 2025」を開催しました。
オープニングセレモニーでは、梅村中国総合通信局長が主催者を代表して開会の挨拶を行い、石原島根県副知事、松浦松江市理事のほか関係者によるテープカットが行われました。
展示会では、中国地域で活躍している団体・企業を中心に42者が、地域課題の解決や地域DX推進のヒントにつながる、AI、DX支援、防災等様々な最先端のICTソリューションを展示しました。会場には800名を超える来場者があり、様々なソリューションを実際に「見て、触れて、体験」いただき、出展者との間で積極的に意見交換などを行う様子も見られました。
セミナーでは、基調講演として、総務省の下仲大臣官房審議官から、ICTによる地域課題の解決事例を含む総務省のデジタル政策が紹介されました。続いて、(株)海外通信・放送・郵便事業支援機構代表取締役の大島周氏から、地方からの海外展開に係る支援策等について講演いただきました。また、地域課題の解決に関する具体的取組として、アイテック阪急阪神(株)の田中秀樹氏からは「雲南市における獣害対策」、西日本電信電話(株)の木村崇氏からは「スマートシティ推進」、島根県eスポーツ連合の木村一彦氏からは「eスポーツによる地域課題解決の取組」についてそれぞれ講演いただきました。セミナーには、中国地域の企業や地方公共団体を中心としつつも他地域からの参加もあり、会場とオンラインあわせて180名の参加となりました。
中国総合通信局は、デジタル技術を活用した地域経済の活性化や生活環境の改善等に向け、管内におけるデジタル基盤の構築や、地域課題解決のためのデジタル実装の取組を支援しています。今後も関係機関と連携しつつ、地域の個性を活かしたデジタル化を積極的に推進してまいります。(情報通信振興課)
展示会会場の様子
地域情報化促進セミナーの様子
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